【一口馬主】シルクHC追加募集馬は活躍する?過去2年の追加募集馬の成績まとめ

ジェイ
ジェイ
どうもジェイです。
今回はシルクホースクラブ2022年度追加募集を前に、過去2年の追加募集馬のその後を分析する記事を書いていきます。
よろしくお願いします。
↑キャロットクラブ追加募集馬の動向まとめはこちら

2020年度追加募集

ロープティサージュの19(牝)

父:ディープインパクト 母父:ウォーエンブレム
1/14生 募集総額6000万円 美浦:手塚厩舎

手術歴無し

体高:159.5cm 胸囲:177.0cm 管囲:19.0cm 馬体重:402kg

2023年3月末日時点では…

⇨5戦1勝(2歳暮の新馬戦勝利、1勝クラス5着2回)

エレガントマナーの19(牡)

父:モーリス 母父:シンボリクリエスエス
3/2生 募集総額4000万円 美浦:萩原厩舎

手術歴無し

体高:162.0cm 胸囲:182.0cm 管囲:20.3cm 馬体重:470kg

2023年3月末日時点では…

⇨1戦0勝(抹消済み、新馬戦5着でその時の勝ち馬はダノンベルーガ、頓挫相次ぐ)

ナスカの19(牝)

父:ドレフォン 母父:サンデーサイレンス
4/9生 募集総額2000万円 美浦:青木厩舎

手術歴⇨2020年4月 右大腿骨内側顆ボーンシスト手術

体高:164.0cm 胸囲:177.0cm 管囲:20.5cm 馬体重:456kg

2023年3月末日時点では…

⇨5戦0勝(抹消済みで繁殖へ、未勝利戦で3着1回も勝ち上がれず)

プリンセスフローラの19(牝)

父:サトノアラジン 母父:キングカメハメハ
3/9生 募集総額1200万円 美浦:辻(哲)厩舎

手術歴無し

体高:160.0cm 胸囲:176.0cm 管囲:18.5cm 馬体重:418kg

2023年3月末日時点では…

⇨7戦0勝※中央は4戦0勝(未勝利戦で1度3着に、他は掲示板外。サラオクに出品されファンドは解散済み、現在は地方で出走)

(外)ジェンダーアジェンダの19(牝)

父:Curlin 母父:Holy Roman Emperor
1/16生 募集総額3500万円 美浦:栗田厩舎

手術歴無し

体高:163.0cm 胸囲:187.0cm 管囲:20.2cm 馬体重:492kg

2023年3月末日時点では…

⇨7戦0勝(抹消済みで繁殖へ、未勝利戦で2着2回)




オーサムフェザーの19(牝)

父:キングカメハメハ 母父:Awesome of Course
1/12生 募集総額5000万円 栗東:池添学厩舎

手術歴無し

体高:165.0cm 胸囲:186.0cm 管囲:20.2cm 馬体重:494kg

2023年3月末日時点では…

⇨1戦0勝(抹消済み、初戦で故障発生し競走能力喪失)

クレバースプリントの19(牡)

父:オルフェーブル 母父:サクラバクシンオー
3/16生 募集総額2500万円 栗東:武幸四郎厩舎

手術歴無し

体高:158.0cm 胸囲:179.0cm 管囲:19.0cm 馬体重:436kg

2023年3月末日時点では…

⇨5戦1勝(22年8月に未勝利戦勝利、頓挫で現在休養中、セン馬)

カーニバルダクスの19(牡)

父:キタサンブラック 母父:Bernardini
4/7生 募集総額3000万円 栗東:奥村豊厩舎

手術歴無し

体高:168.0cm 胸囲:189.0cm 管囲:21.0cm 馬体重:498kg

2023年3月末日時点では…

⇨10戦2勝(22年2月に未勝利戦勝利、G3レパードSで13着)

ケアレスウィスパーの19(牡)

父:ドレフォン 母父:フジキセキ
3/19生 募集総額3000万円 栗東:池江厩舎

手術歴無し

体高:162.0cm 胸囲:184.0cm 管囲:20.0cm 馬体重:476kg

2023年3月末日時点では…

⇨10戦1勝(22年1月に未勝利戦勝利、3着4回、1勝Cでも3着経験有り)

レディドーヴィルの19(牝)

父:ブラックタイド 母父:Fasliyev
2/23生 募集総額2000万円 栗東:長谷川厩舎

手術歴無し

体高:161.0cm 胸囲:180.0cm 管囲:19.1cm 馬体重:440kg

2023年3月末日時点では…

⇨5戦0勝(抹消済み、初戦4着でその後掲示板外)

まとめ

追加募集馬10頭のうち4頭が勝ち上がるというまずまずの結果となりました。

シルクは平均勝ち上がり率が50%前後ですから、追加募集馬の勝ち上がり率は極端に悪くはありませんが強調する数値でもないのかなと思います。

一方、2勝できた馬はカーニバルダスクの19(インディゴブラック)のみとややこちらは物足りない数字だと感じます。

カーニバルダスクの19については、4月の遅生まれでしたが募集時には馬体サイズがしっかりとあり、手術歴もない馬でしたね。

当時は判明していませんでしたが、現在のキタサンブラック産駒の活躍傾向である牡馬の募集馬でした。

この世代の追加募集馬で唯一手術歴有りのナスカの19(アイレ)は残念ながら勝ちあがることができませんでした。

2021年度追加募集(第1回)

オーサムフェザーの20(牡)

父:ハーツクライ 母父:Awesome of Course
1/30生 募集総額5000万円 美浦:武井厩舎

手術歴⇨2020 2021/05/11 左後膝ボーンシスト手術

2023年3月末日時点では…

⇨3戦1勝(23年2月に未勝利戦勝利、2着1回)

ファイナルディシジョンの20(牝)

父:ロードカナロア 母父:Super Saver
4/29生 募集総額4800万円 美浦:和田(正)厩舎

手術歴無し

2023年3月末日時点では…

⇨1戦0勝(抹消済み、新馬戦16着、骨折でサラオクに)

レーヌドブリエの20(牡)

父:エピファネイア 母父:ゼンノロブロイ
2/27生 募集総額6000万円 美浦:宮田厩舎

手術歴無し

2023年3月末日時点では…

⇨4戦2勝(22年10月に未勝利戦勝利、1勝クラスも連覇しすみれS(L)で3着)




ルミナスハッピーの20(牡)

父:ハービンジャー 母父:アグネスタキオン
4/21生 募集総額3000万円 美浦:斎藤厩舎

手術歴無し

2023年3月末日時点では…

⇨3戦0勝(新馬未勝利戦では3回とも5着、調教中にアクシデントで安楽死)

カールファターレの20(牡)

父:ダンカーク 母父:キングカメハメハ
2/11生 募集総額2400万円 美浦:中川厩舎

手術歴無し

2023年3月末日時点では…

⇨2戦0勝(2戦とも2着)

バシマーの20

父:サトノアラジン 母父:Grand Lodge
4/22生 募集総額2200万円 美浦:栗田厩舎

手術歴⇨2021/07/26 右後膝ボーンシスト手術

2023年3月末日時点では…

⇨3戦0勝(新馬戦5着のあとは2度掲示板外)

サルスエラの20(牡)

父:エピファネイア 母父:マンハッタンカフェ
4/19生 募集総額6000万円 美浦:音無厩舎

手術歴⇨2021/03/12 右飛節OCD除去手術

2023年3月末日時点では…

⇨3戦0勝(全て2桁着順)

ジョウノカーラの20(牡)

父:キズナ 母父:Dylan Thomas
5/25生 募集総額3000万円 栗東:清水(久)厩舎

手術歴無し

2023年3月末日時点では…

⇨4戦0勝(全て掲示板外)

ミスセレンディビティの20(牡)

父:ドゥラメンテ 母父:Not For Sale
4/22生 募集総額5000万円 栗東:松永厩舎

手術歴⇨2021/06/24 右後膝ボーンシスト手術

2023年3月末日時点では…

⇨1戦0勝(22年12月デビューで新馬戦4着、骨折判明し現在復帰に向けてリハビリ中)

キューティーゴールドの20(牝)

父:ブラックタイド 母父:フレンチデピュティ
1/19生 募集総額2500万円 栗東:安田(翔)厩舎

手術歴⇨2021/02/04 右後膝ボーンシスト手術

2023年3月末日時点では…

⇨1戦0勝(23年1月デビューで新馬戦5着)

まとめ

3歳3月末時点の数値ではありますが、募集馬10頭に対して勝ち上がり馬が2頭とやや厳しい数字です。

今後未勝利戦終了までにどれだけ数字が上がってくるか要注目ですね。

複数勝利はレーヌドヴリエの20(アヴニールドブリエ)のみ。

この馬はリステッドで3着に来ていますし、1度も馬券内を外したことがない安定感があります。

今後重賞戦線を賑わせる可能性を十分秘めている1頭だと思います。トライアルを使って良績を残せれば、クラシックへのチャレンジも可能なポテンシャルを持っているのではないでしょうか?

手術歴があった馬は5頭、うち1頭が勝ち上がっています。




2021年度追加募集(第2回)

(外)ヘイロードリーの20(牡)

父:メンデルスゾーン 母父:Popular
2/12生 募集総額5000万円 美浦:木村厩舎

手術歴無し

2023年3月末日時点では…

⇨2戦1勝(23年1月デビューで新馬戦1着、その後1勝Cでも3着)

まとめ

希少なメンデルスゾーン産駒で高額馬。

手を出しにくかった馬かもしれないが、馬っぷりの良さからジェイも出資を検討してた馬です。

回収ラインまでの活躍をできるかは現時点では不透明だが、新馬勝ちをし1勝Cでも3着に入っていて素質を見せているところから、長く楽しめる1頭になるのではないかと思います。

同じくメンデルスゾーン産駒では、同クラブのセラドナイト(母セラドン)も勝ち上がりを決めています。

総括

キャロットクラブに比べてやや見劣りする追加募集馬の成績となりました。

ただ追加募集はサンプル数が少ないため、世代によってばらつきが出る可能性もあるため、参考程度にとどめておいていただけると嬉しいです。

2世代とも、現時点で最も活躍している馬は手術歴なしの馬でした。ぜひこのあたりの過去傾向も今年の追加募集馬検討に活かしていただければと思います。

外国産馬は2年間で1/2頭が勝ち上がり、勝ち上がれなかった馬も未勝利戦で2着まではきていました。

この記事が皆さんの出資検討の一助になれば幸いです。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者4000人超え&累計再生200万回超えの元一口馬主YouTuber。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統の配合相性を重視していて代表馬はロードヴァレンチ、リレーションハート等。

—最近の私–

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