【安田記念2024】海外馬主がガチ予想!!香港馬ロマンチックウォリアーとヴォイッジバブルの勝算は??

ジェイ
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どうも、ジェイです。
今回は香港馬2頭が出走する安田記念2024予想記事を掲載していきます。
よろしくお願いします。

予想の方向性 

安田記念は近年の傾向を見ると、差しも決まるが先行する馬たちの馬券内率も高くトラックバイアスはフラットであることが多い。のわりに、荒れることが多いのはおそらくこの舞台は東京芝マイルへの適性を求められるから。

東京マイルは直線が長くワンターンのため決め手も含めてスピード能力が求められる舞台なので、同舞台で成績を残した馬たちは高く評価しておきたい。

逆に東京で凡走していて京都など別形態のコースのみでいい走りをしていて馬柱が綺麗な馬は疑ってかかりたい。

スタートからコーナーまでの距離が長いので、枠による有利不利は少ないため純粋に力勝負になる傾向が強い印象を受ける。

一方、週末は雨予報。激しい雨にはならず重〜不良というよりは稍重くらいの馬場になると予想されるので、ややタフな馬場になると想定して予想し、パンパンの良馬場希望の馬は少し評価を下げる。

血統的にはキズナ産駒であるソングラインが連覇。StormCat内包の馬には要注目か。

香港馬の取り扱い 

今回日本の競馬ファンの頭を悩ませるのは香港馬のロマンチックウォリアーとヴォイッジバブルの2頭の取り扱いだろう。

基本的に日本の競馬において海外馬は馬券内に来ないケースが非常に多いのは事実であるが、香港馬においてはそうでもないため要注意。

香港は比較的ヨーロッパなどに比べると洋芝とはいえ日本と近い馬場なので、日本馬が香港で力を出しやすいように、香港馬も日本で力を出しやすい傾向がある。

これは、芝の品種の問題で、寒冷なヨーロッパと温暖な香港(中東)では生育される芝の品種が異なり、同じ洋芝といってもタフさが大きく異なるのだ。

そしてヴォイッジバブルとロマンチックウォリアーの2頭だが、それぞれ明確な課題はあるもののオッズ期待値的には十分、買えるオッズになっていると現時点では考えている(執筆時点9人気、2人気)

2頭とも、今日本競馬と比べても非常にハイレベルだと思われる香港競馬の一線級で活躍するスターホースたちで、ヴォイッジバブルはマイルで、ロマンチックウォリアーは2000mを中心に活躍している。

ロマンチックウォリアーは久しぶりのマイルになることに加えて東京の高速馬場が心配ではあるし、そもそも宝塚記念が本命では?とも思えるのだが、追い切りの動きを見ていると非常に軽快でスピード馬場にも対応できそうな印象を受ける。

さらに、馬場が少し渋って時計がかかる馬場になれば香港馬2頭にとっては追い風だと私は思う。

あまりにも極端に馬場が悪くなると、話は別だが稍重くらいはベストな舞台ではないかと思う。

仮に雨量が少なく良馬場開催であっても稍重よりの含水量の多い芝になれば、香港馬2頭には大きなチャンスが巡ってくると思う。

ヴォイッジバブルも実力的には十分なのだが、懸念点としては前回の中東遠征で凡走しており海外遠征が苦手なパターンだとすれば、心配なポイントではある。陣営は直線進路が狭くなったことと落馬に巻き込まれたことを要因に挙げているが果たして…。

今回の日本馬のメンツを見ても、香港馬が2頭とも馬券内にくる可能性まで十分あると思う。

2年前に整備された東京競馬場内の国際検疫により、海外遠征馬の来日負担は減っている。

コンディションをこれまで以上に整えやすくなっているので、昔の

印 

◎ロマンチックウォリアー

○ヴォイッジバブル

▲セリフォス

△ソウルラッシュ

☆ガイアフォース

注レッドモンレーヴ

各馬評価

◎ロマンチックウォリアー

本命はやっぱりこの馬、19戦14勝[14-3-0-2]のロマンチックウォリアー。

2023年1月に開催されたスチュワーズカップが直近のマイルレースでこのレースは先行して2着に敗れているが、1馬身差で勝利したのはあのゴールデンシックスティで、3着馬はカリフォルニアスパングル立ったことを考えれば、香港の中でも非常にハイレベルなマイルレースだと言える。

そこでしっかりとここまでのパフォーマンスをできるということは、久しぶりのマイルになるが十分通用する可能性はあるだろう。

今日本のマイル以下は混戦模様、スターホース不在とも言える状況で香港遠征馬もなかなかいい結果が出ていない印象を受ける。

逆に香港馬たちのボトムアップが凄まじく、条件戦・リステッドレベルだった馬からでも平気でG1馬券内が地元馬で出てくるほど。

それだけ今非常に脂の乗っている香港競馬でトップに君臨する馬なので、あっさり勝利まであり得る。

日本の高速馬場が合うか?雨はどうか?などの心配はあるが追い切りを見た印象は高速馬場でも対応できそう、タイムも良かった。

鞍上はオーストラリア競馬ファンなら誰もが知るJマクドナルド騎手。オセアニアトップ騎手の継続騎乗で18年ぶりの香港馬Vを狙う。

○ヴォイッジバブル

ドバイターフでなぜ転けたのか?この本当の理由がわからないところだけが不気味ではある。

陣営は直線進路が狭くなったことと最後の直線の後半で隣の馬が落馬した影響を指摘していて、確かに4角から前がびっしり壁になって回ってきていること、そして落馬後ヴォイッジバブルが首を上げて反応しているので影響があったのは事実だと思うが、この二つがなかったとしても馬券内まだあったかと言われると微妙な気はする。

しかし体調面が初の海外で整っていなかったと仮定し、2回目の遠征でその調整がうまくいけば、十分今回馬券内への期待値はあると考える。

その割に、人気がないので非常にオッズに旨味がある1頭だと思う。

たとえば、去年12月に行われた香港マイルは香港のシャティン競馬場だったとはいえ、今回出走して人気を背負うソウルラッシュやナミュールに先着し、最後はゴールデンシックスティにも迫る2着に入っていて、脚色的には後ろとの差は詰まっていない。

これまでの戦績は18戦6勝[6-5-3-4]とロマンチックウォリアーほどの衝撃はないものの馬券内率は高く安定しているところが魅力。

直近の前走香港チャンピオンズマイルでもしっかりと3着に入っていて、日本馬は下位に沈んでいて今の日本馬との格付けは、日本で戦っても本馬に軍配が上がるほどではないかと考えている。

ロマンチックウォリアーが転けた時ようにヴォイッジバブルからの馬連流しは当日購入したいと思っている。中穴の相手がこればなかなかオッズ的にも楽しめそう。

▲セリフォス

3番手は、去年の2着馬セリフォス。

一昨年も4着だが着差は0.1秒と勝ち馬とほとんど差のない好走だったため、この舞台で狙わない手はない。

ソウルラッシュとどちらにするか迷ったが、ソウルラッシュより東京マイル実績がある本馬の方を優先させる。

前走マイラーズCでソウルラッシュに0.2秒差で負けているものの、これは京都競馬場でのレース。

22年10月の東京マイルで行われた富士Sではソウルラッシュに先着しており、2頭の能力に大きな差はないと考えるが、京都中山ならソウルラッシュ、阪神東京ならセリフォスという考え方でここはいきたいところ。

あまり馬場が渋ると良くない馬だと思うので、稍重程度に馬場が耐えてくれるといいのだが。あまりにも馬場が悪化した場合は見直し。

△ソウルラッシュ

4番手はソウルラッシュ。

日本馬の中では実績最上位かつ、追い切りも動けていて調子は良さそうだが、東京マイルではこの馬はキレが1枚足りないような印象を受ける。

京都競馬場で狙いたいタイプ、東京替わりはマイナスだと思う。

馬場が重馬場以上になるのであれば父ルーラーシップと血統的にも狙いたくなるが稍重くらいで耐えるのであれば、ここはセリフォスや香港マイルなどで先着された香港馬を上位評価としたい。

ただ、短期免許がかかるモレイラ騎手が騎乗するのはかなり不気味。香港マイルやマイルCSでも手綱をとっているだけに本馬のこともよくわかっていると思うし、流石にこれ以上評価は落とせない。

☆ガイアフォース

前走フェブラリーSでの好走は一旦置いておいて、去年の安田記念で0.2秒差の4着は評価するしかない。

セリフォスを評価するのであれば、ガイアフォースも評価し馬券では拾っておくべきだろう。

また、さまざまな条件で使われていて適性を見極めきれていない感じも受けるが、フェブラリーSの東京ダートマイルは芝馬が唯一走れてしまうスピード舞台でもあり、フェブラリーSで構想したからといってダート馬になったんだ!ということでもないと思う。

芝替わりでどうなるかわからないが、香港馬たちが前で引っ張ればそこそこペースは流れると思うので、この馬が得意とする展開に持ち込まれる可能性は十分ある。

注レッドモンレーヴ

気性やスタートに課題を抱える馬なので、紐として抑える程度で良いかと思うが中穴では面白い1頭だと思う。

前走も抜け出してからソラを使ったように、真面目に走らないところがあるので難しいピンパー系の馬ではあるが、去年の安田記念も6着と大きく負けていないし、その後中山京都では凡走しているものの東京コースでは好走しており、典型的に東京が合うタイプに見える。

器用なタイプではないので大箱コースが合うのだろう。

馬柱的に物足りなく感じるかもしれないが、去年10月の富士S2着時の0.2秒差1着はナミュール。

ナミュールもレッドモンレーヴもピンパー系なのであればオッズ期待値的にレッドモンレーヴに賭けたい。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

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