どうも、ジェイです。
今回は私の地方共有馬リレーションハートについての記事を書いていきます。
リレーションハートは2022年11月18日(金)大井競馬場のアイルしながわ賞に出走しました。
今回はそのレース結果がどうだったのか?そしてその後について書いていきます。
大井デビュー
門別で1勝したリレーションハートは、アイルしながわ賞にて大井競馬場デビューとなりました。
生産者さんも、調教師さんや調教助手さんなどの関係者皆が「この馬は大井の方がいい」とおっしゃってくださっていました。
実際この馬はマッピーさんと大井競馬場に入厩させる馬を選ぼうというテーマのもと選んだ馬でした。
大井競馬は地方競馬の最高峰であることは間違いないですから、2歳門別で通用したこの馬なら大井でも、という気持ちはあったもののやはり一抹の不安はありました。
相手関係や調教タイムを見るとリレーションハートが1、2番手で良く、初戦から勝ち負けであるだろうという情報はいただいておりました。
なんとか「ここで賞金を積んで年末の大レースに駒を進めてもらいたい」と願いながら出走の時を待ちました。
ちなみに仕事の都合などから残念ながら現地観戦は叶いませんでしたので、地方競馬LIVEの映像で当日は応援しておりました。
レース結果は?
リレーションハートは、門別時代はいいスタートから先行してじわじわと脚を使うタイプの馬でした。
担当の厩務員さんから「テンのスピードが大井の短距離ではちょっと遅いかも」と言われていて、それを少し心配していました。
なぜこんな話をするかと言うと、案の定、あまりいいスタートは切ることができず、後ろからの競馬になってしまったからです。
この時点で「いつもの競馬とは違うし、今回は回ってくるだけでも仕方ないな」と内心思っていて、無事にゴールをまずはしてくれればと、そっちの祈りに切り替わりつつありました。
しかし、4角大外を回りながら上がっていくリレーションハート。
まだ、ムチも入っておらず楽な手応えでしたがグイグイ捲り始めました。
「あれ??」
最後の直線向いたあたりで大外から先行する馬たちをかわすと、ぐんぐん加速していきます。
「おいおい、これ勝っちゃうんじゃ!?」
と僕も勝利を祈りながらもここまでの末脚を使える馬だったのかとびっくりしていました。
そのまま、リレーションハートは抜け出し2着馬に0.5秒差をつける完勝。
大井デビュー戦を嬉しい初勝利で飾りました!
岡村騎手、調教師、厩務員さんをはじめとする関係者の皆さんありがとうございました、おめでとうございます。
1着賞金は210万円、やはり大井は賞金が大きいですね!
現地に駆け付けられず口取り写真が撮れないことを本当に悔しく思ったものです。
喜びも束の間
しかし、初勝利の喜びも束の間、翌日代表馬主のマッピーさんから電話があり、リレーションハートがレース後脚を骨折していることが判明したと連絡がありました。
手術は今週にも行われる予定で、順調ならレース復帰まで半年ほどだということ。
こればかりは仕方ないですね、2歳戦でここまで詰めてレースで走ってくれていたので(決して馬主サイドからの要望で無理をさせた結果ではないです)その代償が来てしまったのかもしれないです。
手術の結果次第で今後の進退は改めて検討されることになりますが、無事に手術が終わり、いい選択をできるといいなと思います。
それにしても、本当にサラブレッドはケガが多い生き物ですね、つい先日キャロット出資馬ウィットサンデーが骨折し生死を彷徨い、豪州共有馬だったホーリーシールの20は放牧中の事故で虹の橋を渡ってしまいました。
無事是名馬、これを胸に刻みこれからも馬たちと向き合っていきたいと思います。
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現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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