最注目新種牡馬!2023年産駒デビュー、レイデオロの活躍配合は?

こもこも
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今回は2023年デビューの種牡馬でも最も注目度が高いと予想される「レイデオロ」についての分析をしていく。

初年度から種付け料は600万円と非常に期待されているので、果たしてその期待に応えることができるのだろうか?

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サンデーサイレンスを持たないダービー馬

レイデオロは現役時代、藤沢和雄厩舎に預託され「日本ダービー」と「天皇賞・秋」を制した馬である。

父キングカメハメハ・母父シンボリクリスエス・母母父Seeking the Goldという血統でサンデーサイレンスの血を一滴も持っていないのが特徴。

サンデーサイレンスの血を持たず、ダービーを制した馬は2010年のエイシンフラッシュ以来7年ぶりの出来事だった。

この特徴が、種牡馬レイデオロの人気に繋がっているのは明らかである。

レイデオロの血統分析

父はキングカメハメハ。

この血統は非常にオールマイティーで、繁殖相手の適性を出すことが多い種牡馬。

どのカテゴリーでも一流の馬を出すことができる、日本の名種牡馬である。

また、パワーがあるのにも関わらず高速馬場適性も高い。

キングカメハメハ自身もそうだったが、代表産駒のドゥラメンテも当時のダービーのレコードを更新した経験がある。

後継種牡馬も母方の適性を出す産駒が多く、ますますこの系統は日本で繁栄していくことだろう。

母のラドラーダは現役時代JRAの芝を4勝。

マイル前後で活躍しており、その母レディブロンドはディープインパクトの半姉。

つまりレイデオロは、ディープインパクトと同牝系の馬なのである。

ただラドラーダに至っては、その父がシンボリクリスエス・母父がSeeking the Goldという血統。

これはパワーに優れた血統で、鋭い末脚というよりかは先行力で押し切る能力に優れている。

ウインドインハーヘアも粘り強さを活かす血が多い。

この2頭を組み合わせたのがレイデオロ。

実際にレイデオロが勝ったダービーは道中にポジションを上げ、機動力と先行力で押し切った競馬だった。

キンクマンボ系とロベルト系の組み合わせはパワー型になる馬が多く、ダートや小回りで活躍する馬が出やすい。

それでもレイデオロが東京の芝G1を勝てたのは、藤沢和雄調教師のもとに預けられたことが大きいだろう。

もしもこれが別の調教師であったならば、全く違う適性を持っていた可能性もあると筆者は考える。(実際に兄弟もダートで勝ち鞍を上げている馬が多い)

募集時の馬体を見ても繋ぎは立ち気味で、筋肉も豊富なのでダート馬っぽく見える。

一度で良いからレイデオロのダートでの走りを見てみたかったものだ。




レイデオロのおすすめ配合

ここからは相性が良さそうな、おすすめの配合をご紹介していこうと思う。

・クラシック路線を狙う場合

まずは芝の王道路線(=クラシック)を狙いたいと考えた場合、素直に母父ディープインパクトでも良い。

しかし、ここでウインドインハーヘアのクロスが少しだけ引っかかる。

そもそもウインドインハーヘアは先述したように、粘り強さを鍛える血が豊富である。

このことからディープのような瞬発力が備わった馬が出るかもしれないが、意外と東京向きの産駒が出ない可能性もある。

(どちらかというと半兄のブラックタイドの方がレイデオロらしさを伝えられて面白いのかも?)

ここで次の候補に入れたいのが、トニービンやステイゴールドのような柔らかさを持つ血である。

昔からこの2頭は少し緩さのある馬が多い。

(ノーザンテーストで頑強さを鍛えられたオルフェーヴルは別)

その緩さをレイデオロの筋肉でカバーするという戦法だ。

クラシック路線を狙うには、緩さを持つ芝中距離血統が面白いのではないだろうか?

・芝マイル〜中距離路線を狙う場合

実はこの路線が一番面白い可能性もある。

先ほどから何度も言ってるように、レイデオロはとにかくパワーがある種牡馬なので短距離気味の馬も出すと筆者は考えている。

そこで良いと思うのは、ダイワメジャーや数こそ少ないがフランケルではないだろうか?

とにかくパワーを付けて押し切る!これが上手くハマりそうである。

・ダート路線も狙いたい場合

レイデオロはこの路線でも確実に良い馬を出してくると思う。

これがレイデオロの一番の強みかもしれない。

この路線での活躍馬を増やすことで、リーディングサイアーも狙うことが可能だ。

ここを狙うとしたら、シンプルに米国系の血統だ。

特に米国のクラシック血統と相性が良さそうで、それこそA.Pインディー系との繁殖とはダートで相性の良い馬が生まれそう。

距離は1600m以上の方がベターだと思う。

そこに少し欧州系のスパイスを入れることで、ダート三冠路線を楽しめる馬も出るかもしれない。




最後に

今回はレイデオロについて記事を書かせていただいた。

この馬について一言で表すなら「キングカメハメハの正統後継種牡馬」

これがレイデオロを表す1番の言葉では無いだろうか?

その証拠にレイデオロの種付け料は、初年度600万円で2年目以降は700万円と産駒がデビューしていないのにも関わらず上がっている。

これは生産者の評価が高いと言わざるを得ないだろう。

まさにこれからの日本競馬を支えるかもしれない、「大種牡馬」になる可能性がある馬。

是非とも活躍を期待したいところである。


こもこも

Youtuber

2018年産駒から一口馬主デビュー。
血統をメインに募集額4000万円以下の馬から出資馬を選定するといった、コスパを重視して活動する一口馬主YouTuber。
現在はノルマンディー・DMM・キャロットの3クラブで一口馬主を楽しんでいる。
一口馬主の楽しみをもっと色んな人に知ってもらう為、一口馬主YouTuberとして活動を始める。関西弁がキツイのはご愛嬌(笑)
代表馬はノルマンディーはバイタルエリア・DMMはバックスクリーン


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