今回はRSSで共有しているリッチシャンパンについて記事にしていきます、よろしくお願いします。
リッチシャンパンのこれまで
リッチシャンパンはRSSで共有させていただいている、リッチイナフ産駒の3歳のセン馬です。
南半球は8月で加齢なのでもうすぐ、4歳馬になりますね。
前走、オールウェザーでの中距離レース（言質的にはステイヤーレース）で初勝利を飾り、惜敗の歴史に終止符を打ちました。
本馬は気性的に難しい面があり、特に先頭に立つとソラを使ってしまう特徴があるようで、好走するものの勝ち切れないレースが続いていました。
転厩時から共有された方は2着⇒1着と素晴らしい戦績になっていますが、私は初期から共有しているので、ようやくこの時が来た！と大変感慨深く思ったものです。
ここで、放牧かと思いましたが状態がいいとのことで、続戦させることに。
BM56で比較的相手がそろっていない南オーストラリア州のレースに出走することが決まりました。
レース結果は？
BM56は、日本では聞き馴染みがないかと思います。
これはベンチマークと読み、レーティングの基準となるのが56ですよ、という意味の条件戦です。
日本のように未勝利戦はオーストラリアにもあるのですが、ここを抜けると次はベンチマーク毎の条件戦レースに出走するのが一般的です。
リッチシャンパンの現在のレーティングは58。
今回出走する馬の中ではレーティング最上位のため、ハンデは60.5と最も重いものとなりました。
オーストラリアでは未勝利戦でのハンデ戦も多く、定量戦が多い日本とは違いがありますね。
レースは4番ゲートと好枠を引いたリッチシャンパンが逃げる形に。
前走勝ち切った時と同じような展開で、4角の手ごたえも十分だったので、これは連勝できるか？と期待したのですが…レース後のレポートによるとやはりまた直線でソラを使ってしまったようで、最後に人気の一角だった8歳馬に外から差されてしまい、2着でフィニッシュとなりました。
今後について
差されてしまい連勝とならなかったのは残念ではありますが、いいレースをしてくれたと思います。
前はずるずると着外まで下がってしまうこともありましたが安定して着を拾えるようになってきていて、成長は感じます。
調教師はソラを使うところがあるので、次は逃げずに他の馬を前において差し脚を使う競馬も試してみたいとのこと。
個人的にこの馬はあまりキレる脚はないと思っているのでうまくいくのかなあ？と半信半疑ではありますが、転厩して環境が変わりかなり馬も変わってきている印象も受けるので改めてその作戦でどのような競馬ができるかは、楽しみにしたいと思います。
流石にかなり使っているのでこのあたりで放牧かと思いましたが、コンディションがいいのでもう一戦もあり得るとのレポート。
かなり使い込んでいるのでそろそろ冬休みを…とは思うものの現場で馬を見ている人たちが行けると判断するのであれば信じるのみです。
怪我無くコツコツ頑張ってくれれば維持費は十分今後もペイしてくれそうで、ようやく軌道に乗ってきた印象。
これからも怪我無く元気に、頑張ってもらえたらと思います。
早く2勝目が見たいですね！
現役地方＆海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え＆累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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