【募集馬検討】シルク2023年募集馬全頭分析!2.4億円のあの馬は? No.1~No.10

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
今回から連載にて、シルクHC2023募集馬検討記事を掲載していきます。
よろしくお願いします。

はじめに

シルク2023年募集馬の全頭分析を連載にて行っていきます。1回の記事で10頭分紹介していきます。

基本情報は検討するうえで特に重視するポイントを抽出しておりますので、より詳細な情報をお求めの方はクラブ公式HPでご確認ください。

ジェイは主に①血統スタッツ②馬体&歩様(サイズ)③ボトムラインの活力④厩舎育成⑤価格妥当性の5点を軸に検討しています。

今年は自分自身への勉強のためと自分を追い込むために全頭分析スタイルにしますが、ご存じの通り募集馬数が膨大なため、検討コメントは短めのスタイルとなります、ご了承ください。

また、本記事はあくまでもジェイの個人的見解ですので出資申し込みはご自身の自己責任置いて行っていただきますようよろしくお願いいたします。

それではいってみましょう。

※1人でやっているものでして誤字脱字、コピペミスなどがある可能性があります。温かい目で優しくご指摘のほどよろしくお願いいたします。

No1 アーモンドアイの22

基本情報

一口:48万円

父:エピファネイア

母父:ロードカナロア

馬体重:442㎏ 

体高:153.0㎝

胸囲:171.0cm

管囲:20.7cm

コメント

エピファ×ローカナで中央で勝利した馬はいませんが、デアリングタクトを筆頭にエピファ×母父キンカメ系は相性がよく、勝ち上がり率は49%と水準以上です。

さすが高額馬、馬体サイズもしっかりありますし、シルエットもいいですね。

歩きもスムーズで推進力を感じますしクラブがこの値段設定をしたこともうなずけるような、いい馬だと思います。

母アーモンドアイは後ろ脚の踏み込みの広さが目を惹く馬でした。本馬はそこまでではないにしてもストライドの広さは受け継ぎ、少し歩幅が狭くなった分は父エピファネイアらしい筋肉の程よい硬さを受け継いだのかな?と感じました。(アーモンドアイの募集時の歩様はYouTubeに残っていますので気になる方はぜひ見てください)

前脚が若干内内に入ってくる感じで気になると言えば気になりますが、管囲もありますしそこまでの超大型馬でもないですから、過度に嫌わなくてもいいかなと思います。

飛節のブレも少なく、さすがという感じですね。

さすがに庶民派のジェイにはこの金額は予算オーバーで手がでませんが、ロマンを託すには面白い1頭だと思います。

回収できるか?という視点よりは夢をこの馬と追いかけるか?ロマン枠の1頭になるかと思います

No2 プリモシーンの22

基本情報

一口:24万円

父:エピファネイア

母父:ディープインパクト

馬体重:462㎏ 

体高:154.0㎝

胸囲:174.0cm

管囲:20.8cm

コメント

エピファ×母父ディープは勝ち上がり率31%と実は低調な組み合わせ。

アリストテレスやオーソクレースなど1億越えの賞金を稼ぐ馬も出てきていますが、母父ディープの平均スタッツを鑑みるとこれはあまり良い組み合わせとは現状言い難いかもしれません。

サイズはしっかりあっていいですね。

歩きはちょっと重さを感じるというか、バネ感は感じず少しゆっくり歩く感じで個人的な好みからは外れる歩き方でした。

踏み込みも深いタイプではなく、可動域もそこまで広くないですかね?

母同様、マイル前後での出走になるのかもしれませんね。

総額が高い馬なので回収期待値を考えると相当な活躍が必要なため、打率の低い組み合わせの初仔がどうか?というところでしょうか。



No3 ツルマルワンピースの22

基本情報

一口:10万円

父:エピファネイア

母父:キングカメハメハ

馬体重:424㎏ 

体高:155.5㎝

胸囲:173.0cm

管囲:20.0cm

コメント

半兄にブラストワンピースの牝馬です、このきょうだい馬の活躍の割にはそこそこなお値段に収まったという印象があります。

エピファ×母父キンカメは、勝ち上がり率47%とニックス的な立ち位置で、デアリングタクト、イズジョーノキセキ、クラヴェル、スカイグルーヴと本馬と同じく牝馬で活躍馬が出ているところは心強いところです。

歩きはキビキビした感じはあり好きなタイプ。ナチュラルスピードが速く運動神経は良さそうですね。

踏み込みも悪くないですね、気になるのは栗毛の割に筋肉の張り感やカット感がないことでしょうか?のっぺりとして見えますし、左の飛節も少し緩く感じます。

骨格のサイズ感の割に馬体重が軽いのは、筋肉量の無さ故なのかもしれません。

3月21日なのでそこまで遅生まれという感じでもないですし、シルクでなければちょっと様子見をして馬体の成長の変遷を見守ったうえで検討したいタイプの馬ですが、シルクはそれが許されないのが厳しいところですね。

ファミリー的にはサイズが大きい系統なので、これからぐっと筋肉量も含めて成長する可能性がありますね。

No4 アピールⅡの22

基本情報

一口:4万円

父:ダイワメジャー

母父:Selkirk

馬体重:365㎏ 

体高:151.0㎝

胸囲:151.0cm

管囲:20.3cm

コメント

OCD手術歴ありです、OCDは個人的には必要以上に気にしすぎなくてもいいのではないかと考えています。若干マイナス程度です。

半姉のアジャスタブルに出資しています。本馬はペールエールの全きょうだい馬になりますが、サイズがさすがに小さいですね。その分お値段も安くなっているのだと思います。

早熟性のある父ダイワメジャーで本来サイズも大型傾向があるにもかかわらず、募集時に365㎏という時点で、ちょっと推奨は難しいですね。

特に今年は馬体サイズに重きを置いて出資検討を行うので、この体重は相当血統が良くても出資候補からは僕は外れてしまいます。

母系にレッドゴット系はダイワメジャー産駒の有名なニックス的な組み合わせではあるのですがね。

No5 ブラックエンブレムの22

基本情報

一口:16万円

父:ロードカナロア

母父:ウォーエンブレム

馬体重:365㎏ 

体高:415.0㎝

胸囲:152.0cm

管囲:20.7cm

コメント

ローカナ×母父ウォーエンブレムで中央勝ち上がり馬はいません。サンプルは1頭のみですが…。

母父ミスプロ系に広げてみるとサンプル16頭に拡大し勝ち上がり率は31%と水準以下。そもそも母系にミスプロを入れるのが微妙なのでは?という話も聞きますし、ロードカナロアの黄金ニックスはSS+Special牝系だと思っているのでこの型を基準にジェイは考えていて血統構成的にはそそられません。

ただ、母ブラックエンブレムからはブライトエンブレム、アストラエンブレム、ウィクトーリアとブラックタイプがすでに3頭出ていて、ボトムラインは強烈。

歩きはやはりそのボトムラインが光っているのか、キビキビした歩きで可動域も問題なさそうです。

飛節のブレも少なくこの辺りはさすがだなという印象ですね。

馬自体はいい馬だと思いますしボトムラインも魅力がある1頭。

血統の配合相性と金額をどう考えるかですね。

No6 ファイナルディシジョンの22

基本情報

一口:9万円

父:ロードカナロア

母父:Super Saver

馬体重:437㎏ 

体高:155.5㎝

胸囲:171.5cm

管囲:20.2cm

コメント

父ローカナ×母父Super Saverで中央出走した馬はいません。

ジェイは前述した通り、ロードカナロア産駒はSS系+Special牝系を中心に考えたいため検討候補には入ってきません。

立ち姿は馬体重の割に腹回りがすらっとしている気はしますが、均整が取れていてシルエットが綺麗ですね。

もう一回り筋肉量が増えてくると僕の好みの馬体になってくるのですが、芝馬だとしたらこのくらいでいいんですかね?

トモがバーンと大きい馬が好きなので、ここから育成が進む中でどれだけサイズアップしてくるか?というところですね。

歩様は、リズミカルで推進力がありそうです。可動域もいいですね。

飛節は少し緩さがあるので、これから育成が進み筋肉量が増えてきてどうか?というところでしょうか。

2歳の早めからというよりはじっくり育成して、という馬に見えます。



No7 チリ―シルバーの22

基本情報

一口:5万円

父:オルフェーヴル

母父:Malibu Moon

馬体重:362㎏ 

体高:147.5㎝

胸囲:167.0cm

管囲:18.0cm

コメント

OCD手術歴ありです、OCDは個人的には必要以上に気にしすぎなくてもいいのではないかと考えています。若干マイナス程度です。

復権のオルフェーヴル産駒ですが、こちらはサイズに苦労しそうな印象ですね。

オルフェーヴル産駒は出走体重によってかなり成績が違う種牡馬です。450㎏を超えるか越えないかでかなり成績が変わります。

もちろん、大きい方がいいです。

この馬の場合既に胸囲はそこそこあるので、体高が伸びてこないとサイズアップは厳しいですね。

2代母と母からの産駒からも現状活躍馬は出ていませんし、他クラブであれば成長して馬体がサイズアップするまで様子見したい1頭です。

まぁ、今のシルクで様子見はできないんですけどね。

No8 ラストプリマドンナの22

基本情報

一口:5.6万円

父:モーリス

母父:ダイワメジャー

馬体重:413㎏ 

体高:154.0㎝

胸囲:169.5cm

管囲:21.2cm

コメント

モーリス×母父ダイワメジャーはサンプル9頭しかいませんが、勝ち上がり率56%と優秀です。

モーリスの晩成傾向を母父ダイワメジャーの早熟要素で補えるからでしょうか?

モーリス産駒はコルト気味だと当初から言われていましたが、牝馬も勝ち上がり33.2%と踏ん張っています。

今年の2歳馬は特に初戦から動けているのでモーリスといえば晩成というイメージは変わりつつあるのかもしれません。

初仔で、サイズがやや小さめに出ているのでそこは気になるところです。馬体的にも初仔感がある感じですね。

母の戦績や血統を考えても長めのところよりはマイル以下を意識しますので、もう少しサイズがあると嬉しいですね。

歩様のフットワークは若干硬めですかね?やはり距離は短めに感じます。

もう少し筋肉量が増えてくると血統イメージともマッチしていいですね。

No9 クードラパンの22

基本情報

一口:6万円

父:モーリス

母父:ダイワメジャー

馬体重:437㎏ 

体高:155.0㎝

胸囲:180.0cm

管囲:19.6cm

コメント

モーリス×母父ダイワメジャーはサンプル9頭しかいませんが、勝ち上がり率56%と優秀です。

モーリスの晩成傾向を母父ダイワメジャーの早熟要素で補えるからでしょうか?

モーリス産駒はコルト気味だと当初から言われていましたが、牝馬も勝ち上がり33.2%と踏ん張っています。

今年の2歳馬は特に初戦から動けているのでモーリスといえば晩成というイメージは変わりつつあるのかもしれません。

すみません、No8のコピペです。だって父と母父と性別一緒なんだもん(笑)

祖母ルシルクの産駒、シルクのHPのブラックタイプでは表記されていませんがソワドリヨンも先日芝レースで未勝利戦を勝利しました。

本馬は3番子。初仔のラパンラピッドが1勝していて、母クードラパンはマイル〜短距離で活躍した馬です。

この馬もマイル以下を想定する形になると思いますが、馬体の筋肉量はいい感じですね。トモの容量もあり好きなタイプです。

歩きはこの子もちょっと硬めな感じがしますね。

踏み込みが深いという感じはしませんが、短めの距離を意識するのであればこのくらいの硬さがあってもいいのかもしれません。

気になったのは飛節のブレですかね。緩さが出てしまっている部分はあるので、この馬はサイズも増えそうですしちょっと仕上がるまで時間がかかるタイプなのかもしれません。

そう思ってから馬体写真を見返すと確かにボリュームはありますが、締まり感はまだまだな感じがしますね。胸が深いところはすごく好みなんですけどね。

とはいえ、血統が似ているNo8とどちらか一方を選ぶとしたら?と言われたら、私ならこちらが好みです。



No10 アイムユアーズの22

基本情報

一口:5万円

父:モーリス

母父:フジキセキ

馬体重:419㎏ 

体高:150.5㎝

胸囲:171.0cm

管囲:19.7cm

コメント

モーリス×母父フジキセキはサンプル12頭で勝ち上がり率42%とやや優秀です。

そもそもモーリス産駒は母系にSS系を入れることで勝ち上がり率が向上するのでその大きな流れの中でこの数字も出ているのかもしれません。

南半球でシャトルで産駒が活躍していることからもわかるように、タフネスやパワーを伝える種牡馬なので、日本のスピード適性を母系で高めてあげないと日本の芝には重くなってしまうのかもしれませんね。

モーリス産駒はコルト気味だと当初から言われていましたが、牝馬も勝ち上がり33.2%と踏ん張っています。

今年の2歳馬は特に初戦から動けているので、モーリスといえば晩成というイメージは変わりつつあるのかもしれません。

きょうだい馬を見ると初仔のユアヒストリーが中央で4勝しているもののこちらはダートなので本馬とは毛色が違いそうです。

3歳世代のマーゴットミトスは未出走とのことなので、体質面は少し心配ですね。

歩様動画を見ると可動域の動きは悪くないような気がするのですが、なんとなく踏み込みに力感を感じないかなという印象を受けました。

でもキビキビ動けてないこともないんですよね、なんと言ったらいいんでしょう、直感的なものなので言語化が難しいですがなんとなくバネ感を感じないような気がします。

歩きは柔らかいんですけどね、それを使いこなす筋力が足りないという感じでしょうか?

これはちょっと自分の中でも理解しきれていない部分で何度も動画を見返しましたが、理由はよくわかりませんでした。

縦から見ると若干間口が広めの作りですかね?外弧気味に前脚を出すので余計に少し気になりました。

大きく心配するレベルではないと思いますし好みの問題だと思います。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

—最近の私–

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