今回はシルクHCの中間票と検討数の相関関係を考察する記事を書いてみます。
よろしくお願いします。
検討数とは?
シルクホースクラブの公式検討数が実装されたのは2023年の募集からです。
去年までこの検討数というシステムはありませんでした。
これはシルクHC会員が特に制限なく、自分の気になる馬を検討リストに入れることで検討数が増加するシステムになっています。
とりあえず、最初は広く検討リストに入れてその中で最終的に検討を深めて絞っていく人もいるでしょうから、必ずしも募集後半に行くに従って検討数が右肩上がりで増えるというものでもないのではないでしょうか?
とはいえ、序盤はざっと見るだけで後半に本腰を入れて検討するという方もいるでしょうから、特に人気が集中するような馬については後半に行くに従って増加していくのではないかと思います。
これまで一口馬主DBやnetkeiba、YouTubeの再生数などさまざまな指標で票読みを補完していましたが、今回この公式検討数を用いれば、クラブの会員しか追加できない指標なのでより正確な票読みができるのではないか?と思いました。
そこで、今回は気が早いですが第一回の中間発表(7月26日)で名前が上がった馬と、クラブ公式の検討数を見比べながらその相関関係を調べてみたいと思います。
第一回中間発表の結果と検討数
今回中間発表に名前が上がった馬10頭の検討数をまずはみてみましょう。
ユキチャンの22 検討数932
ラッドルチェンドの22 検討数881
ヴィクトリアピースの22 検討数999
ウィクトーリアの22 検討数894
イストワールファムの22 検討数1156
トレジャーステイトの22 検討数1486
エスメラルディーナの22 検討数1040
サロミナの22 検討数992
モルジアナの22 検討数1035
マルーンエンブレムの22 検討数1156
いかがでしょうか?
概ね、検討数上位の馬が軒並み中間発表で名前があがる結果となりました。
次に、検討上位の馬で今回中間発表に名前の上がっていない馬がいるか調べてみましょう。
プラウドスペルの22 中間なし 検討数1039
ガルデルスリールの22 中間なし 検討数995
特に検討数が多い2頭をピックアップしてみました。
逆に、目立つのは執筆時点でこの2頭くらいでして、ほとんどの検討数上位馬が中間発表で名前が上がったことになります。
まとめ
私はこれまでYouTubeの募集馬歩様動画の再生回数が票数と最も強い相関関係があると思って研究してきましたが、シルクにおいては公式検討数を素直に票読みに使うのがシンプルで良いかもしれないなと思う結果となりました。
ただあくまでも、執筆時点(7月27日)での傾向が合致しているだけで最終的にどうなるかは分かりません。
今後の中間発表での票数の推移や検討数の推移を見守りつつ、私は今年はこの検討数を票読みの最も信頼するツールとして使っていきたいと感じたところです。
やはり、Netkeibaなどは非会員でも数字をプラスすることができますが、今回のシルクの検討数は会員しかプラスすることができないので、より正確な数字が出ているのかもしれません。
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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