カールスタードとは？

カールスタードはシフォンカールの20で、キズナ産駒の牡馬です。

募集時からサイズがあり、キズナ産駒で母父クロフネ。

米国系の血統との組み合わせのキズナ産駒牡馬はダート馬も多く、本馬はサイズがしっかりとあり筋肉量も豊富に見えたのでダート中距離での活躍を見込んで出資しました。

初仔なので母の繁殖能力は不明ですが、歩様のリズム感や力感がよく見えたので抽優を使い約2倍の抽選倍率でしたが当選し出資することができました。

育成は順調に進んでいたのですが、なかなか気持ちの前向きさが不足しているというコメントであったり、エンジンのかかりが遅いというコメントなどネガティブなコメントが散見されていて調教のタイムもそこまで特筆すべきものではなかったので、まずは初戦競馬を使っていい経験になればいいなと思っていました。

また、ずぶいところがあるといわれていて当初は目論見通りダートでビューを想定するコメントが出ていましたが結果的には芝マイルでのデビューとなりました。

もう少し距離があったほうがいいのではないか？とXでもレース前につぶやいていましたし、そもそもダート馬だと思っていたので芝でスピードが足りるのか？という不安もありました。

なんとか掲示板内くらいにこのレースで来られるようなら、かなり先行きは明るいかなと感じていた次第です。

レース結果は？

カールスタードは5番人気で西村Jには騎乗依頼を断られてしまったようで、和田竜二騎手を背に2023年9月23日の阪神５R（芝1600m）でデビューを迎えました。

調教でまたがったジョッキーに断られるというのは結構不安な状況ではありましたが、ずぶさがある馬にガツンと追うことができる和田ジョッキーという組み合わせはなかなか合っているのではないかと思いました。

レースでは、スタート直後に隣の馬に寄られてしまい、遅れ気味のスタート。

追走は問題なさそうで手ごたえは良さそうでしたが、かなりポジションがうしろだったのでこれは回ってくるだけになるかもしれないがなと思いながら中継を見ていました。

グリチャの中継映像では、最後の直線では画面外で「どのくらい伸びているかな～」と思っていましたが、なんとゴール前では5着まで上がってきているではありませんか！

「ワープしてるやん！」とびっくりしました。

パトロールを見ると、調教通りギアが上がるまでに時間はかかったものの、ギアが上がってからは外からグングン上がっていき5着を確保していました。

そこまで先頭との着差もありませんし、上りは2位タイ。

素質馬で2着を確保したロードフォアエースと同じ上がりタイムでした。

もちろん出遅れていたので上がりが速かった部分も否めませんが、まだまだ脚を余しているというかトップギアが入ったところでゴールになってしまった感じもあり、距離を伸ばせばさらにいい結果になるのではないかと期待したところです。

これは、先々かなり楽しみですね、まずは早めに勝ち上がってほしいですが私は適性ドンピシャの舞台ではないであろうこのデビュー戦で、いきなりいい走りを見せてくれて満足感は高いです。

動画などでも推奨していた馬なので、格好は付きそうでよかったなと胸をなでおろしています（笑）

今後について

5着に入り優先権を確保したカールスタードですが、執筆時点で続戦するか放牧に出すかは決まっていません。

個人的には芝でこれだけ走れているので、次回は芝1800mなどで試してみるのも面白いかなと思います。

それで難しければ目論見通りの大本命、ダート中距離に挑戦でいいのではないでしょうか？

まだ、1戦しか使っていないので、願わくば次も使ってとりあえず勝ち上がりは早めに決めておいてほしいなと思うところです。

まずは、勝ち上がりを目指して頑張れ、カールスタード！

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