私も会員のシルクホースクラブ2024年募集全頭分析を行っていきます。
見解は全てジェイの私見です。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1オーストラリアンオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)ヴァナルガンド(2勝C)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
No41ワイルドラズベリーの23
ポエティックフレア メス 鹿毛 3/3
3,000 万円 60,000 円 池上昌和
新種牡馬ポエティックフレア産駒です。
ポエティックフレアは血統構成的にも欧州スタミナ色が色濃く、戦績を見ても欧州でも特にスタミナやパワーが求められるイギリスやアイルランドで結果を出しており、これが日本に直結するかはやや疑問です。
求められる能力に違いがあるので日本でどれだけの成績を残すか、見通せませんが少なくとも初年度産駒は手を出しにくいです。
イメージ的にはサンダースノーより重めな印象。ダート馬に出る子もいるかもしれません。
母産駒からはミッキーワイルドやラズベリームースなど、ブラックタイプ馬や中央3勝馬が出ており母の活力は十分です。
母方が強く馬体や歩様に出ていれば一考かと思います。
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サイズはやや小型ですが、高さが平均的なサイズなので、まだ伸びる余地はあると思います。
歩様はかなり柔らかいですね、ストライドが広く綺麗なウォーキングです。
推進力もありますし、まだ、サイズが小さいのでトモが非力に見える部分はありますが、ここからグッと50kgくらい増えてきたら結構面白いんじゃないだろうか?と思える歩様です。
背中の使い方もよく見えます、トップラインと首の連動性がいい馬ですね。
前脚は右前の出し方がちょっと特徴的というか、内に入ってきている気がします。
まあ大型馬じゃないのでスルーでいいかもしれないですけどね。
後脚は右後ろが内に入ってるように見えますね。
飛節は安定しています。
歩様に見どころがある1頭だと思います。
ポエティックフレア産駒はどういう馬が走るかわからないので、この馬がどんな結果になるかは注意深く見ていきたいと思います。
No42サンデースマイルⅡ の23
ダノンスマッシュ 牡 黒鹿毛 2/9
2,500 万円 50,000 円 嘉藤貴行
新種牡馬ダノンスマッシュ産駒です。
母が高齢の域に突入しており、新種牡馬をお試しでつけた感は否めません。
とはいえ母サンデースマイルIIはマンオブスピリットやフルーキーなど複数のブラックタイプを輩出した繁殖ですから、ボトムラインにかける期待値は十分あります。
父ダノンスマッシュはSSを持たない種牡馬なので、母父の近い位置にSSを持ってきて日本的スピードを強化できるのは良いかもしれませんね。
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ダノンスマッシュ産駒楽しみだなと思っていましたが、サイズが小さいですね…。
歩様の踏み込みは悪くない気がしますが、トモの容量が少なく、力感があまりないように感じます。
背中もあまり柔らかく使うタイプではなさそうですね。
右前外弧ですがこれは軸内ですし左前が内向しているなどでもなさそうなので、セーフで良いかと思います。
飛節安定感はそこまでありませんね。
No43プレインチャントの23
Sottsass メス 鹿毛 2/27
3,500 万円 70,000 円 稲垣幸雄
凱旋門賞馬ソットサス産駒の牝馬です。
2年連続で出走した凱旋門賞は19年重馬場(3着)⇒20年不良馬場(1着)と日本とはかなり条件が異なる競馬でした。
これだけ見ると「重すぎるじゃん」となるかもしれませんが、とこおがどっこい時計がパリロンシャンより早くフランスで一番高速馬場と言われるシャンティイ競馬場の良馬場で開催されたフランスダービーで勝利するなど、重馬場専用機という感じでもなくスピード馬場にも一定の対応力を見せているところが日本に導入する意味では魅力的です。
また、ソットサスの全弟シンエンペラーが日本の芝競馬で十分通用していること、他のSiyouni産駒で日本で出走している産駒を見ても芝短距離で中央5勝しているヴィズサクセスや同じく芝短距離で中央3勝しているサトノジヴェルニーなど、日本の短距離の舞台でスピードが足りている上級馬も出ており、全く日本では重すぎて…ということはないのではないかと思います。
母PlainchantはG2の芝短距離直線レースの勝ち馬。
https://www.horseracingnation.com/horse/Plainchant
血統構成的にサドラーがクロスするなどかなり欧州色が強く、コントレイルなど北米系を母系に持つディープ系種牡馬とかつけたいなあと思ったり思わなかったりして、この馬の時点では日本には重すぎるかな?という不安もあるのですが、母が欧州とはいえ一番スピードを求められる短距離直線レースでかなりの戦績を上げているので、ひょっとしたら…という期待感はありますね。
おそらく血統的に重そうですし、そこまで人気にならないのではないかと思いますので、動きが良ければ考えたい1頭です。
個人的な縁でいうと、キャロットクラブで出資しているマックアルイーンが本馬の近親になるんですよ。
3代母FunnyGirlという超名牝から分岐するファミリーで,ノーザンはこの母系狙っているのかな?と邪推しています。
ボトムライン的な魅力もありますし、母優先があるクラブだったらよかったんですけどね、、、要検討の1頭です。
やっぱり僕海外血統馬好きなんすよね(笑)
もちろん日本で走る海外馬で打率を高めるなら、基本重い可能性がある欧州系芝馬には手を出さず北米系のダート馬を狙うのがいい気はしますけどね。
欧州芝と日本芝は適性の差が大きいので…。
ダートももちろん全く同じではないですがまだ差が小さいと思います。
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サイズがやや小型ですね、体高が低く管囲も19.2cmしかないのでそこまで大きくならない馬なのかもしれません。
歩様はちょっと背中は硬めに見えますが、トップラインは使えていますし踏み込みの感じは力強さを感じます。
小さいなりにトモもしっかりしていますしダートマイル馬っぽい雰囲気を感じます。
前脚は大きく気になるところは見受けられないのですが、後脚は割とバラバラ
な感じですね。
外弧なだけでなく飛節もそこまで安定しているわけではないですし。
この撮影時にふらふら歩いているのでそう見えるだけかもしれないですけどね。
ゴリゴリのダート血統なら一考だったかもしれませんが、欧州芝血統でこの歩様だとどっちつかずになった時が怖いですね。
No44ヘヴンハズマイニッキーの23
American Pharoah メス 栗毛 3/30
3,500 万円 70,000 円 武井亮
アメリカンファラオ産駒の牝馬です。
父アメリカンファラオは北米3冠馬。
アメリカンファラオ産駒での日本の活躍馬といえばカフェファラオやダノンファラオ、リフレイム、ペルアアなどとなります。
これらの上位馬は全て米国系の母系との配合で誕生しており、母系にミスプロやストームキャットインクロス、Unbridledのインクロスなど米国のダート色を強調するような配合が成功しているように思います。
もちろんアメリカンファラオは米国種牡馬なので外国産馬や持ち込み馬でどうしても北米配合が多くなるので、割合的にそりゃそうなるだろ感は否めないのですが、それでも今の活躍ラインはその辺りから出ているということになります。
本馬は、母方も米国系でストームキャットやゴーンウェストなど北米色が色濃い形。
今のところの好走傾向には合致していますし、母父マジェスティックウォリアーを通じてAPインディなども入れており、個人的には好みの配合です。
牝馬に出てしまったことだけが残念ではありますが、馬体が良ければこちらも出資候補になる1頭です。コスパも今回の募集馬の中ではよさげですしね。
母ヘヴンハズマイニッキーは18戦8勝のG3勝ち馬で、21年に行われたアメリカの繁殖牝馬セールでノーザンFが半姉を受胎した状態で 77.5万ドルで落札しています。
現役時代はダート中距離~短距離で活躍しG2で3着に入ったこともあります。
2歳馬の半姉はG1で募集されており、小倉デビューで4着とまずまずの滑り出しです。勝ち上がりは十分期待できそうですね。
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手術歴ありです。
獣医師でもある武井厩舎に入るということは、体質面で不安があるということの裏返しだと思いますし、シルクのアメリカンファラオ産駒は活躍馬が多いとは言え、流石に気になりますね。
サイズはしっかりあって、いいですね。胸も深いです。
歩様はトップラインはあまり使えていませんが、力強さは感じるウォーキングです。
踏み込みも特別深いわけではないですが、前はガチガチでもないですしダート馬としては、及第点でしょう。
ただ、前脚はかなり気になりますね、北米馬あるあるではあるのですがかなり内に入ってきており、負担が多いことが予想されるコンフォメーション。
特に右前は蹄内向も入っているように見えます。
大型馬でこの脚付きは僕は回避してしまいますね、もちろんこういった形状でも脚元にトラブルが生じない馬もいるのですが、リスクは高まると思います。
飛節はまずまず安定していますね。
No45外プリティゴージャスの23
Frankel メス 鹿毛 1/31
7,000 万円 140,000円 木村哲也
フランケル産駒の超良血牝馬です。
父フランケルは欧州での種付け料が35万ポンド(約6500万円)と超ド級の種付け料です。
日本でもフランケル産駒は非常にスピード豊かな産駒が多くスピード馬場に対応しており、ソウルスターリングやモズアスコット、グレナディアガーズなど日本でも3頭のG1馬を送り出しています。
欧州ではクラックスマン、アルピニスタ、アダイヤー、ウエストオーバーなど次々と活躍馬が出てきていますね。
本馬の母プリティゴージャスもフィリーズマイル(重馬場)を制したG1馬。
父母共に素晴らしい血統です。
G1制覇以降母は気持ちが切れたのか?精彩を欠くレースが続き引退⇒繁殖入りとなり戦績が安定していたのはデビューからG1奪取まででしたが、その早熟性は日本の番組構成上、強みにもなり得ると思います。
3代母Cayman Sunsetからのファミリーでは菊花賞馬アスクビクターモアも出ており、日本適性と飛距離も証明済み。
欧州馬同士のカップリングで重くなりすぎないか心配ではありますが、木村厩舎に入るということは、そういうことなのだろうと思います。
馬を見るのが楽しみです。
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初仔ですがサイズしっかり出ています、胸は190cmに迫っており心肺機能も高そうですね。
歩様を見ると、ナチュラルスピードゆっくり系なんですよね。
若干身体が重そうというか、そんな印象を受けます。
馬体のパワー感は満載なのですが、日本的スピード、もっといえばフランケル的なスピード能力があるのか、ちょっと心配というか、この歩様では分かりません。
柔らかさはありますし、ストライドは広いです。
背中の使い方も悪くないと思うので手先の軽さがあるか、この1点につきます。
ツアーの周回展示などでこの辺りは再度確認したいですね、もう少し促してガンガン歩かせれば、スピード感あふれる歩きになるかもしれません。
全体的に歩きは綺麗なのでそこだけです。
後のG1馬の歩様ですと言われて見せられても、あーたしかにいいですもんね、とコメントするような馬です。
しかし、縦から見ると左前が気になりますね、内向しているように見えますしそもそも曲がっているように見えます。
外国産馬で繁殖を見据えた馬である可能性が高い馬でスピードと前脚に不安が残る歩様動画の高額馬となると、ちょっと飛び込むには勇気がいりますね。
前脚がなければもう少し前向きに僕は考えられたかもしれません、この辺りのリスクテイクができないので僕は何度も活躍馬を見逃してしまったんですけどね…。
No46ローブティサージュの23
エピファネイア 牡 黒鹿毛 1/26 1 億円
200,000 円 中内田充正
エピファネイア産駒牡馬の勝ち上がり率は43%と高水準です。
母父ウォーエンブレムでは、5頭中4頭が勝ち上がっており、牝馬ですがブライトジュエリーという馬が中央2勝をあげています。
大物は出ていませんし、サンプル数も不足していますが現状悪くない組み合わせですよね。
母系は欧州系も入ってきているので重くなってしまう心配は一定ありますが、うまく母父の北米的なスピード要素が入ってくるといい形になるのではないかと思います。
4代母からのファミリーではアサクサデンエンやヴィクトワールピサを輩出したホワイトウォーターアフェアが出ており、母は阪神JF勝ち馬。
初仔は中央4勝、2番子と3番子も勝ち上がっており先日デビューした2歳の半兄ラトラースは新馬戦2着。
気性面がなんとかなればPOGでも評判馬でしたしいいところまで行けるポテンシャルはありそうです。
母の繁殖能力は種付けの変遷を見ても期待され続けていると思うので、馬を見るのが楽しみです。
値段は安くないですがこればかりは仕方ないですね。
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サイズは大型ですね、もろもろしっかりしていて完璧だと思います。
歩様も高額馬だけあって普通にいいですね、もう少しバネ感やスピード感がある方が僕は好みではありますが、踏み込みもいいですしトモの筋力もしっかりありそうです。
中臀筋も立体的に浮き上がっていますし、大腿筋膜張筋もしっかり見えています。皮膚感の薄さはやはり良血馬特有といったところでしょうか?
ものすごく柔らかいわけではありませんが、エピファネイア産駒は基本こういった硬さを伴う馬が多いのでこのくらいで問題ないのだと思います。
背中の使い方やリズム感もいいですね、本当に願わくばもう少しナチュラルスピードが速めでキビキビしていたらドンピシャ好みだったのですが(笑)
一方前脚はやや間口広めというか、外外に向かう形であまり綺麗には見えませんでした。
後脚は綺麗ですね、右後ろが外弧ですが軸内ですから大丈夫でしょうし飛節安定感はかなりいいです。
総合的に見るといい馬だと思います。
1口20万円を突っ込めるほどの惹かれ具合ではないですが、こうやって尻込みするとまた重賞馬を逃してしまうのかもしれません…。
No47ブランノワールの23
エピファネイア 牡 鹿毛 3/17
5,000 万円 100,000 円 辻野泰之
エピファネイア産駒牡馬の勝ち上がり率は43%と高水準です。
母父ロードカナロアでの勝ち上がり率は2頭出走で1頭勝ち上がりの50%と参考外の数字ですが、母父キンカメ系に拡大するとサンプル73頭で勝ち上がり率44%と水準より高い数値。
母父キンカメ系ではデアリングタクト、ステレンボッシュ、イズジョーノキセキ、クラヴェル、と牝馬ばかりなのは気になるものの、活躍馬は多数出ています。
母ブランノワールは京都牝馬Sで3着のブラックタイプ馬で本馬は初仔です。
2代母のファミリーからはローブティサージュが出ており、似たファミリーにエピファネイアをつけていることになりますね。
個人的にはキンカメ系が母系に入ったほうがいいと思っているので、2頭を比較すると配合的にはこちらのブランノワールの23の方が面白いのではないかとみています。
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血統的には面白いと思っていましたがサイズが小さいですね。
3月中旬と遅生まれというわけでもないのに、400kgを切る馬体重で胸も浅いので、価格帯も考えると手を出しづらいですね。初仔らしいサイズになってしまったなという印象です。
ただ、ここから急成長の可能性もあるので、ツアーに行かれる方はサイズの推移を確認するといいのではないかと思います。
歩様はものすごくナチュラルスピードが速い方ではないですし、やや硬さもありますが、エピファネイア産駒らしい歩き方という感じ。
トップラインの連動性は悪くないですし、小型馬ですがトモはしっかりしていて、力もありそうな印象を受けます。
ただ右前が怖いですね、オフセット気味でしょうか?かなり違和感を感じます。
後脚は外弧で出していますが軸内ですし、飛節安定感はいいですね。
No48ジェイウォークの23
エピファネイア メス 鹿毛 2/24
7,000 万円 140,000 円 武幸四郎
エピファネイア産駒牝馬の勝ち上がり率は35%と牝馬にしては高水準です。
母父Cross Trafficの配合で出走した馬はいませんが、母父ファピアノ系に拡大すると57%が勝ち上がりとかなり高い水準です。
そもそも、ロベルト系とファピアノ系が好相性とされており、その代表格は父モーリス、母父アンブライドルズソングのG1馬ジャックドールですね。
母ジェイウォークはBCJF勝ち馬で競走能力は抜群。
半兄ストーンズは新馬勝ち⇨若駒S(L)5着となっており能力は高そうです。
その後故障を発症したようで、放牧中となっています。
母系の豪華さを考えても、7000万募集は決して安くはありませんが、その価格に見合う期待感はある1頭です。
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OCD手術歴有りです。
体高が161cmと非常に高く、胸も深く体重もしっかりあります。
サイズは完璧ですね。
歩様はダートっぽさも感じるほど、パワフルな感じ。
トモの筋力もありますし、エピファネイア産駒にしてはバネ感がある感じでいいですね。
首と背中の連動性がバッチリかと言われると、そうでもないような気もしますが、それでも悪くはないと思います。
前脚は左前が少し外に開く感じで、蹄も外向になっています。ちょっと左前オフセットっぽいですかね?飛節安定感はいい感じだと思います。
No49タイタンクイーンの23
エピファネイア メス 鹿毛 3/9
6,000 万円 120,000 円 池添学
エピファネイア産駒牝馬の勝ち上がり率は35%と牝馬にしては高水準です。
母父マッチェム系で出走した馬はいません。
個人的にはエピファは母系に米国系のシアトルスルーなどを入れるか、キングマンボ系を入れるかが良いと思っているので本馬のようにシアトルスルーインクロス持ちの印象はいいです。
ダノンデサイルやイズジョーノキセキがこの形を持ちますね。
母タイタンクイーンは高齢繁殖にはなりますが、きょうだい馬にはストロングタイタン、ギルデッドミラーなど複数重賞馬が出ていて非常に期待感のある繁殖です。
高齢ではあるものの父のスタッツはいいですし、20産のサトノトルネードは中央2勝をあげていますから枯れている感じもないですね。
安い馬ではありませんがこれも、この母系と父なら仕方ないのかなぁと思います。
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サイズは中型ですが、体高がしっかりあるのでこれからまだ増えるのではないかと思います。
歩様はエピファネイア産駒らしい硬さもありつつ、推進力がある歩様でバネ感もありなかなかよく見えますね。
ナチュラルスピードが早めですし、トモの力感もありサイズ以上に迫力を感じます。
やや首と背中の連動バッチリではないような気もしますが、踏み込みの力強さは魅力的に見えますね。
左前外弧気味ですが程度は軽いですので過度に気にしなくて良いと思います。
飛節もなかなか安定していますね。
1つ上の半姉オーケアニスの歩様も覚えていますし、再度チェックしましたが、今回の23産の方が僕はいい馬なのではないかと感じました。
これで姉と同額募集であれば、かなり魅力的だと思います。
★出資検討リスト入りにしたい1頭です。人気がそこそこに落ち着くといいのですが。
No50マンビアの23
キタサンブラック 牡 鹿毛 3/28
7,000 万円 140,000 円 斉藤崇史
キタサンブラック産駒の牡馬勝ち上がり率は54%ととんでもない値です。芝中心の種牡馬としては最高ランクのスタッツです。
母父アルデバラン2との組み合わせで出走したのは1頭、その1頭とは全姉の中央4勝のオープン馬ミッキーハーモニー(牝)です。
母父ミスプロ系に拡大すると勝ち上がり率は45%と悪くないスタッツですがキタサンブラックとしては平均をやや下回る値。とはいえサンプル11頭と少ないので参考程度です。
母父ミスプロ系からは中央6勝のジャスティンスカイが出ていますし、相性が悪いということはないのではないかと思いますね。同系統11頭で2頭オープン馬ですからね。
ミッキーハーモニーの他にもきょうだい馬では中央4勝のサンテローズや、中央3勝のダノンジャスティスなど複数勝利を挙げている馬が多数輩出されており母の活力の高さを感じます。
また、母は打率も非常に高く、現在出走済み7頭のうち中央で勝てていないのは3歳馬のレザンクレールのみで、2歳馬のミリオンローズもすでに勝ち上がっています。
血統的には非常にハイスタッツな1頭で、値段は高いですが馬が良ければ検討候補になる1頭だと思います。
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サイズがやや小さめではあるのですが体高はしっかりありますので今後体重もついてくるのではないかと思います。
横からの歩様はキタサンブラック産駒らしいというか、運動神経の良さそうな動きで、背中を上手に使いながら綺麗に歩けているなと思います。
スラッと脚が長く見えますよね、こういったキタサンブラック産駒は多い印象です。
前脚は右前が気になりましたね、やや脚は内に入ってくるのですが蹄が外向してバランスを取っている形でしょうか?
大型馬ではないのでこのくらいは許容しても良いかもしれませんが、少し気になります。外弧気味に出してくるところも相まって必要以上に気になってしまうのかもしれません。
後脚も外弧ですね、右後ろはやや軸を外れるくらいですね、飛節安定感は普通くらいでしょうか。
面白い1頭だと思いますしポテンシャルを感じますが、前後ろの脚をどう評価するか、というところですね。
前脚はものすごく程度が悪いというわけではないのでこのサイズ感であれば軽視でもいいかなとは個人的に思います。
告知
ジェイがこのように馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬を落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度、入厩中が月1.2万円程度となっています。
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直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
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