【レース回顧】香港チャンピオンズデー2026を写真と共に振り返る

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
今回は提供いただいた写真と共に、香港チャンピオンズデー2026を振り返っていきます。写真はD.Han/GSP氏提供です、いつもありがとうございます。

チェアマンズスプリントプライズ

画像提供:D.Han/GSP氏

カーインライジングのパフォーマンスが圧倒的なレースでした。2着にきたサトノレーヴもかなり頑張っていますし、香港のスプリントレースで2度も2着にきたのはとても素晴らしい功績です。ただ、カーインライジングがいる時代に被ってしまったのが不運としか言いようがないかなと…。カーインライジングは完全に怪物なので、この馬を倒すのはやはり容易ではないと思います。

日本に来ることはおそらくないでしょうが、オーストラリアの高額賞金レース、ジ・エベレストへの挑戦はあるかもしれませんね、オーストラリアのトップスプリンターたちでも、さすがに今のカーインライジングは止められないのではないかと思います。

また3着にはJRAオッズで220倍越えのレイジングブリザードが入りました。本馬は記事でも穴馬として紹介していましたし配信でも、パドックの気配がいいと話していた1頭(もう1頭は4着のファストネットワーク)でした。

馬券を取れた方おめでとうございます。

去年の香港スプリント2着馬で持ち時計もある本馬が、えらく舐められたものだと思いましたがやはり結果を出してくれましたね。

1つ印象的だったのは、香港のスプリンターたちのパドックでの歩きの硬さです。日本的な感覚で言うとカチカチで可動域が狭めだなという印象を受けますが、これでいいのでしょう。日本の馬場とは芝が違いますし、世界最高レベルと言っても過言ではない香港のスプリンターの動きがこれなら、やはりスプリンターはカチっとした馬でOKでトモに幅や容量がありパワーがありそうな馬を選ぶのがいいんだなと改めて思いました。

チャンピオンズマイル

画像提供:D.Han/GSP氏

やはりマイル以下までは香港馬の牙城ということを改めて示したレースでした。勝利したのは地元馬マイウィッシュ。後一歩のレースも多かった本馬ですが、ボウマン騎手とのコンビで国際G1で結果を出しましたね。その中かつ高速馬場傾向であったこの日に3着にドックランズが入ったのは少し驚きました。

ヴォイッジバブルはやはり状態面がもう一歩だった印象。中間アクシデントもありましたが、パドックを見ても太め残りな印象を受けました。

日本馬のジャンタルマンタルは期待を背負っていましたが、結果は凡走。陣営やジョッキーコメントで敗因に明言されているものはありませんが日本でのパフォーマンスと照らし合わせればもうほぼ間違いなく海外遠征or洋芝が合わないのどちらかだと思います。個人的には芝じゃないかと思っていますね、戦前から配信でもお話ししていましたが、北米系要素を多く持つ芝馬は洋芝でパフォーマンスが落ちるケースがちょこちょこあります。本馬もそのタイプではないかと思いますので、次走日本国内で走る時は見直せると思います。

QE2世C

画像提供:D.Han/GSP氏

チャンピオンのロマンチックウォリアーが危なげなく勝利しました。この馬は中東など海外に遠征に行くと若干パフォーマンスが落ちる感じがありますが地元香港で走る時は本当に盤石。もう8歳ですがこの日の高速馬場にも対応していますし、まだまだ衰えている感じはしませんね。

マスカレードボールは惜しい2着。苦手と言われていた右回りや初の海外遠征など色々と不確定要素が多かったですが、見事その不安を跳ね除けました。ロマンチックウォリアーには届きませんでしたが、ポジションが後ろ過ぎた感もあり(とはいえもう少し前を取っていたらあそこまで伸びなかったかもですが)最後の末脚の勢いは素晴らしく世界トップクラスの中距離馬の1頭であることは改めて実感しました。

また、ソジーはロマンチックウォリアーに勝ちに行く競馬をして3着まで。この馬もパフォーマンスは悪くなかったですが戦前飲み立て通りやはり2400mでこそかもしれませんね。

全体総括

今回は日本馬が2レースで2着にきたという形で、香港の壁に阻まれた結果ではあるものの善戦したと言えるチャンピオンズデーだったのではないかと思います。

やはりロマンチックウォリアーとカーインライジングの2頭は本当に強力ですね。ロマンチックウォリアーはさておき、カーインライジングは今が充実期。トラブルがなければもう数年はこの馬がトップに君臨するんでしょう。

今年は香港の馬場がかなりスピード化しておりレコードがバンバン出ています。もちろん香港のレベルが上がっていっている部分もあるでしょうが、さすがに条件戦の時計を見ても早いので馬場が高速化している印象はあります。

そうなると、日本馬にとっては日本の馬場に近づいていく形になりますので、力を出しやすくなる可能性もあると思います。12月に香港国際競走も予定されていますから、その時までこの馬場傾向が続くのかは要注目だと思いました。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

運営チャンネル累計登録者数1万人超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。一口馬主は、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。神奈川県馬主協会会員。オーストラリアは中條調教師のJAPANOZと川上代表のRSSで複数馬を共有中。代表馬はトゥルーフェアリー、リッチシャンパン、ロードヴァレンチ、レクスノヴァス等。

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