今回はTeamJとRSSでコラボ落札したサザンクレセントについて記事にしていきます。よろしくお願いします。
サザンクレセントとは?
サザンクレセントとはTeamJとRisingSunSyndicateでコラボ落札を行ったオーストラリアの3歳牝馬です。
前回の入厩でデビューを迎え、見事デビュー戦を勝利で飾ってくれました。
ゲート入りが苦手など、精神面の課題はありますが脚力は間違いないものがありそうです。
その後無理をさせず短い放牧に出す予定でしたが、放牧地で外傷や体調不良など小さなトラブルもあり、結果的に長めの放牧になってしまいました。
ジャンプアウト(模擬レース)とは?
オーストラリアでは今回のような模擬レース(ジャンプアウト)を経て体制を整えたのちに実戦のレースへ向かうという形になります。
類似の模擬レースにトライアルというものもあります。
レース前に模擬レースを使うのはオーストラリアでは一般的な調整スタイルで、日本の中央のように外厩でガンガン乗り込んで10日競馬というスタイルとは大きく異なります。
放牧時は完全に休養にあてて乗り込みは行わず、入厩してから厩舎で乗り込んで仕上げていく形で、模擬レースを挟んで実戦のレースへと向かっていきます。
実戦レースも1戦目でメイチ仕上げというよりは、目標レースから逆算し、3~4戦目に目標レースを持ってくる形に調整を行い、1~2戦目は叩きとして適性距離より短いレースを使うなどすることもあります。
ジャンプアウトの結果は?
サザンクレセントはゲート入りに難がある馬でしたので、ゲート入りがスムーズにクリアできるかというところも1つの大きなポイントでした。
また、久しぶりの実戦形式となるのでどんな走りをしてくれるのか、楽しみにしていました。
ジャンプアウトはリプレイをRacing.comで見ることができるのですが、ゲート入りした後から映像が始まるのでゲート入りは見ることができません。
そのため事後のレポートを確認したところ今回は問題なくゲート入りできたようで、一安心です。
ジャンプアウト自体は、まずまずのスタートから先行集団に加わると、基礎スピードが違うのかぽんと先頭に出て逃げる形に。
抜群の手応えで直線を向くと、そのまま後続を寄せ付けず加速していき1番手でゴールインとなりました。
模擬レースなので賞金はありませんし、調教過程に差があるので皆がガシガシ追ってきているわけではありませんがやはり愛馬が1番手で飛び込んでくる映像を見るのは気分が良いものですね(笑)
今後について
サザンクレセントはもう1度ジャンプアウトを使ってからレースに向かうか、仕上がり状態がいいのでこのままレースに向かうか、執筆時点では50-50とのことでした。(その後おそらくもう一度ジャンプアウトを使う方針が示されました)
息の戻りがレース直後はあまりよくなかったのか、調教師のアーロンパーセルはレース後のコメントでそこを気にしているような発言でしたね。
初戦を勝利しており今回の動きを見ても能力があるのは間違いなさそうなので、能力が最大限発揮されるようなローテーションを運営側のRSSには組んでもらいたいものです。
今回の入厩でも勝利をおさめられるのを楽しみにしていますし、3歳のうちにもう1つ勝てればいよいよ、リステッド以上のレースへの挑戦も現実的になってくるかなと思っています。
一緒に共有いただいている皆様にも一緒に夢を見ていただけたらとも思っていますので、まずはそんな挑戦をしたくなるような勝利をおさめてくれることを願って、結びとしたいと思います。
これからもがんばれ、サザンクレセント!
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
No responses yet