【全頭分析】キャロットクラブ2023募集馬検討!!クラブ期待のレイデオロ産駒登場!! No.11~No.20

はじめに

この度はサララボの代表ジェイが連載するキャロットクラブ2023年募集馬検討記事をご覧いただきありがとうございます。

キャロットクラブ会員でもある私は、今年はシルクHC、DMMバヌーシーの2クラブで全頭分析記事を当サイトで執筆、掲載しています。

今の所出資馬の主な活躍馬は…

・ロードヴァレンチ（マーチS4着）

・ミスティックロア（レパードS出走）

・ヴァナルガンド（1勝C連対多数）

・リレーションハート（地方2勝・個人共有）

と実はキャロットクラブではまだ目ぼしい馬に出資できていない実績不足の若輩者の馬の素人ではありますが、知り得た知識の限りを用いて募集馬検討を行なっていきます。

基本的に忖度なしなので、厳しい表現となってしまう馬もいることを先にご了承ください。

あくまでも個人の見解ですので、出資判断は自己責任でお願いいたします。

また、多くの頭数を分析する関係上、1頭あたりのコメントがどうしても薄くなってしまいます。

「この馬についてもっと詳しく聞きたい」という場合は、募集期間中に複数回YouTubeLIVEを予定していますのでそちらでご質問いただければと思います。

ジェイは募集時、血統スタッツ、サイズ、馬体・歩様、厩舎などの要素を軸に検討しています。

今回の連載ではその中でも主に、血統、サイズ、馬体歩様について記載していく予定です。

執筆、投稿作業など全て1人で行なっているため誤記載や誤字等ありましたら優しくご指摘ください。

何卒お手柔らかにお願いいたします。

No21 トーコーユズキの22

基本情報

一口：10万円

父：ナダル

母父：ディープインパクト

母優先：無

コメント

新種牡馬ナダル産駒です。

母系でSS系でスピード要素を強化するのが基本型になるのでしょう。

初年度産駒を見ていると馬体が大きい産駒が多く筋肉量が豊富な産駒が多いですね。

しかし、ゴリゴリのダートかと言われると父自身歩きが柔らかくしなやかなことからもドレフォンのように産駒によっては芝で走れる馬も出てくるのではないかと思います。

本馬は母父ディープインパクトですから、母系SS系に合致します。

兄弟馬はそこまでスタッツの高くないハードスパンやバゴ産駒からも中央複数勝利する馬が出ている訳ですから一定繁殖能力を示していると思います。

ブラックタイプ輩出率的には、ノーザン馬としてはやや物足りないかもしれませんが、堅実な一頭だと思います。

馬体を見るとディープっぽさも出つつ、父譲りでしっかり筋肉がついている感じでバランス良いいい馬に見えます。

遅生まれを感じさせない立体感のある馬体ですし、サイズも451kgといい感じです。

ナチュラルスピードそこまで速くありませんが、踏み込みはなかなか良さそうです。

トップラインの連動性がどことなくイマイチでリズム感はちょっと悪いのかな？とも思いましたが気にしすぎでしょうか？

トモのサイズがあり筋肉の質感的には母と同じ中距離ダートをイメージしますね。

飛節のブレはそこまで大きくなさそうです。

気になるのは背中の連動性と、この母系に対して4000万円という募集総額が見合っているか？というあたりでしょうか。

勝ち上がれる可能性は十分高く、堅実な一頭だと思います。

No22 グリューヴァインの22

基本情報

一口：6万円

父：ナダル

母父：ゴールドアリュール

母優先：有

コメント

新種牡馬ナダル産駒です。

母系でSS系でスピード要素を強化するのが基本型になるのでしょう。

初年度産駒を見ていると馬体が大きい産駒が多く筋肉量が豊富な産駒が多いですね。

しかし、ゴリゴリのダートかと言われると父自身歩きが柔らかくしなやかなことからもドレフォンのように産駒によっては芝で走れる馬も出てくるのではないかと思います。本馬は母父ゴールドアリュールなのでダート系SS、母父ディープに比べるとダート色が濃いですね。

半姉シラーヴァインは新規入会した時の出資馬でした。

キズナ産駒の牝馬でしたが370kg台の馬体とサイズに苦しみ、レースに全く参加できずに、2戦大敗して引退となりました。

ナダルはサイズが大きい種牡馬ですから、グリューヴァイン産駒のサイズ面を考慮しての対策としてこの種付けなのではないかと思います。

その甲斐あって本馬は443kgと、ダート馬としてはもう少し欲しいところではありますが及第点のサイズ感になっていますね。

胸も深いので悪くないサイズです。

歩様は若干の硬さがありますかね、めっちゃ硬いというほどではないですが。

やはりダートなのかなと思います。

距離は1600-1800って感じですかね？

飛節のブレはそこまで大きくないように見受けられますし、重賞馬か？と言われるとちょっとわかりませんが、中央3勝を目指す(アワブラ)のであれば、可能性はあるのではないかと思います。

きょうだいが走ってないのが気になりますがね…。

SSも薄くなるので種牡馬を選びやすくなりますし、脈々と続くキャロット血統ですからね。

数少ない安価枠なので、とりあえず一般で書いておくか、という人が一定いて一般人気する可能性はありそうです。母優先もありますしね。

No23 ディアデラマドレの22

基本情報

一口：12.5万円

父：ドレフォン

母父：キングカメハメハ

母優先：有

コメント

母父キングカメハメハとの組み合わせは勝ち上がり率57%とニックスと言えるほどの数値の高さです。

カタログコメントにもあるようにドレフォンの鉄板はジオグリフのような母系にキンカメ×SSですから、本馬は配合的には完璧でしょう。

唯一懸念としては本馬が牝馬なことでしょうか？この配合で活躍しているのは牡馬が基本なのでそこはやや気になるポイントです。

ただ、ドレフォン産駒は牝馬でもスタッツがそれほど悪くないので過度に心配しなくても良いと思います。

母は重賞馬できょうだい馬からはブラックタイプ入りしている半姉クラヴェルが出ていますし、ファミリーの活力も充分です。

サイズも477kgと十分ですし、字面とサイズではここまでの馬の中で最上位クラスだと思います。

ここまでで結構テンションが上がっていたのですが歩様はキビキビ系ではなくゆっくり系でしたね。

踏み込みも深くなく、柔らかさがあって深く歩けば芝からかなと思っていましたが、これは最初からダートっぽいなと思いました。

他クラブでしたが同じドレフォン大型牝馬ならシルクのユキチャンの22の方が僕は好みでしたね。

キビキビして踏み込みも深く、ナチュラルスピードも速かったので。

とはいえ血統で大きなプラスがありますし、大きな欠点があるわけではありませんから、この馬は出資候補の1頭として残したいと思います。

ちなみにクラヴェルの募集時の歩様を見ようとしましたが引退馬のため発見できませんでした、記憶にある人がいたらナチュラルスピード遅めだったか、教えてください(笑)

⇨フォロワーさんに発掘いただき見ました、クラヴェルはめちゃくちゃキビキビ歩いていて柔らかさの中にも硬さがある良い歩様でした。本馬と見比べましたが、ジェイ的には圧倒的にクラヴェルの方がよく見えました。最優先を使わないと僕は母優先持っていないので厳しいでしょうから、見送りになりそうです。

No24 マスターワークの22

基本情報

一口：6万円

父：ドレフォン

母父：ダイワメジャー

母優先：無

コメント

母父ダイワメジャーとの組み合わせは勝ち上がり率67%とサンプル12頭とはいえ、飛び抜けた数値です。

コメントにもありますが、ドレフォン産駒は基本ダートなのですが母系が芝色強めなので、どっちつかずになる事は怖いですね。

僕は何度もこのパターンで芝でもダートでも勝ちきれない馬に出資してきました笑

サイズは444kgと初子牝馬ながらそれなりのサイズがありますが、立ち姿を見るとそこまでのボリューム感は感じず腰回りはまだまだ頼りない感じがします。

遅生まれなので今後の成長に期待です。

歩様を見ると芝っぽい柔らかさがありますね。

ディアデラマドレの22の歩様と比べていただければ本馬の柔らかさは感じていただけるのではないでしょうか？

踏み込みも深め、まずは芝1800っぽいですね。

関節柔らかいですが筋肉には一定の硬さもありそうなので成長してきたらダートに行くパターンでしょうか？

ナチュラルスピードも速めで背中の連動性も良いですし歩様は結構好きです。

飛節ブレも少ないですから早めの時期からいけそうですし、値段も安く面白いですね。

カタログの立ち姿が微妙だったので…となっていましたが歩様動画の方を見たら印象が大きく変わりました。

この子は出資候補には残しておきたいと思います。

ドレフォン産駒は運動神経がいい子が多いですね、いい種牡馬だと思います。

No25 カーミングエフェクトの22

基本情報

一口：8万円

父：サトノダイヤモンド

母父：ウォーフロント

母優先：無

コメント

母父ウォーフロントの中央出走馬はこれまでいません。

初年度低調なサトノダイヤモンド産駒ですが牡馬は勝ち上がり率37%とスタッツ的にも耐えています。

ディープと相性が良かった母系でダンジグや米国系スピードをプラスする配合は良いのではないかと思いますが、本馬はダート色も強いのでシルク元出資馬のアズライトムーン(未勝利引退)と重なる部分があります。

こちらの方がずいぶん母系は豪華ですけどね笑

495kgとすでに大型であることなど考えるとダートも視野に入ってくるかと思います。

シルエットはサトダイっぽさがありますが、歩きは柔らかい芝中距離の歩きというよりはパワーあるダート中距離馬っぽい雰囲気も感じます。

踏み込みに強さがあり、歩きも滑らかですし、トモのボリュームもいいですね。

飛節ブレは少ないですし、完成度の高い馬だと思います。

適性迷子にならなければ堅実性は高そうです。

No26 キャヴァルドレの22

基本情報

一口：8万円

父：サトノダイヤモンド

母父：サンダーブレイク

母優先：無

コメント

サトノダイヤモンド産駒の牝馬は勝ち上がり率28%まで数字を上げてきました。

母父フォーティーナイナー系は1／2頭が勝ち上がっています。

半兄は早くから活躍していて既に2勝していますから母の繁殖能力への期待値は高いです。

サイズは451kgと悪くない数字ですね。

歩様は滑らかですがのっそりしている感じがあります。

キビキビ感や躍動感はあまり感じられません。

飛節のブレもまぁまぁあります。

兄は仕上がりが早かったようですが本馬はもう少し時間がかかるタイプかもしれません。

筋肉の締まりも現状あまりないように見えますかね。

No27 マイミスリリーの22

基本情報

一口：8万円

父：サトノダイヤモンド

母父：Tapit

母優先：無

コメント

サトノダイヤモンド産駒の牝馬は勝ち上がり率28%まで数字を上げてきました。母父Tapitはディープインパクトとはニックス的配合でしたがサトダイ産駒との組み合わせの出走馬は今の所いません。

北米系ダート色が強いスピード血統を入れる配合は元出資馬アズライトムーン(未勝利引退)を彷彿とさせます。

ただ、母系はこちらの方が豪華ですし、母も祖母もブラックタイプですから牝系はなかなか見どころがありそうです。

馬体は胴の伸びがサトダイ産駒らしい感じ、484kgと立派な馬体ですし胸も深いのでダートっぽさもあり芝ではスピード不足にならないかやや不安です。

歩きはなかなかいいですね、力強くて可動域も適度です。

とはいえ歩きもちょっとダート感があるので、母系が出ているのでしょう。

ほぼダートで活躍していないサトダイ牝馬だということを考えるとやや手は出しにくい一頭です。

血統に目をつぶって歩きだけみたら結構好きなタイプかもしれません。

このどっちつかずになる可能性があるタイプの馬は見極めが難しいですね。

ドレフォン産駒など芝ダート兼用種牡馬だといいんですけどね。

飛節ブレも少ないですし歩きだけ見たらなかなかいい馬だと思います。

サトノダイヤモンド産駒はよく見せる馬が多いですね。

No28 ワシントンレガシーの22

基本情報

一口：7.5万円

父：ルヴァンスレーヴ

母父：クロフネ

母優先：無

コメント

新種牡馬ルヴァンスレーヴ産駒です。

ルヴァンスレーヴ産駒は基本ダートで考えたいですが、今年の募集馬を見た中では歩きが柔らかく芝っぽい馬もちらほらいました。

芝ダート3:7くらいで芝で走る子も出てくるのではないかと予想しています。

ルヴァンスレーヴは現役時代、脚部不安がなければ芝を使いたかったという話もありましたしね。

とはいえ本馬は母父クロフネ。

母父に入ると芝で走る子も出るものの、基本線はダートで考えたいです。

母もダート短距離馬ですしね。

他の募集馬と比べるとファミリーの活力は微妙ですが、半姉ハリケーンリッジが1勝Cで2.3着に入っていてクラス突破は射程圏内ですから、この馬が出世すると見え方が変わってきそうです。

一つ上の半姉も初戦鮮烈な勝利をおさめると注目度がさらに上がりそうですね。

本馬は474kgとサイズもしっかりあって胸も深くいい感じです。

そして歩様、これいいんじゃないですか？

リズミカルな歩様にキビキビとした踏み込み、ナチュラルスピードも速いです。

もう少し背中を使って歩いてくれたらもっと良いですが、トップラインの連動性も悪くないですし横からの歩様はかなり惹かれます。

縦から見た時も一見よく見えましたが左前の蹄が若干内向する感じに見えて気になりました。

この動画の歩かせ方の問題かもしれませんしダートであればそこまで負担が大きくならないと考えて目を瞑るのもありかもしれませんが。

飛節のブレは普通くらいですかね？ものすごく安定しているわけではありませんが、及第点だと思います。

馬体の立体感や筋肉の締まり感がなくつるんとして見えますがこれは芦毛なので、致し方ありません。

この値段であれば出資検討したい1頭です。

(と思ったら超人気らしい、なんでやねん)

No29 セスナズヴォイスの22

基本情報

一口：6万円

父：ルヴァンスレーヴ

母父：オナーコード

母優先：有

公表事項：両飛節OCD手術歴有

コメント

新種牡馬ルヴァンスレーヴ産駒です。

ルヴァンスレーヴ産駒は基本ダートで考えたいですが、今年の募集馬を見た中では歩きが柔らかく芝っぽい馬もちらほらいました。

芝ダート3:7くらいで芝で走る子も出てくるのではないかと予想しています。

ルヴァンスレーヴは現役時代、脚部不安がなければ芝を使いたかったという話もありましたしね。

本馬は母父シアトルスルー系にボトムラインにUnbridledですから、流石にダート色強いですね。牝馬ですがダート意識する上で457kgとサイズがしっかりあって好印象です。

これも歩きがいいですね、ルヴァンスレーヴ産駒は歩きがいい子が多い印象を受けます。

推進力があって、踏み込みが力強くナチュラルスピードも速めで運動神経が良さそうです。

背中の使い方もよく見えますね。

ただ前から見た時、左前が結構外弧でガニ股気味だったのが気になりました。うーん惜しい。

飛節の安定感は普通くらいですかね？

OCDは手術歴の中では最も影響が少ないと私は考えていますが、流石に両方となると体質や骨の強度的な不安はありますね。

前脚と手術歴を許容範囲内だと考えるなら、アリだと思います。

No30 フォルテピアノの22

基本情報

一口：5万円

父：ルヴァンスレーヴ

母父：フレンチデピュティ

母優先：有

コメント

新種牡馬ルヴァンスレーヴ産駒です。

ルヴァンスレーヴ産駒は基本ダートで考えたいですが、今年の募集馬を見た中では歩きが柔らかく芝っぽい馬もちらほらいました。

芝ダート3:7くらいで芝で走る子も出てくるのではないかと予想しています。

ルヴァンスレーヴは現役時代、脚部不安がなければ芝を使いたかったという話もありましたしね。近親タスティエーラと聞くと、おお！となりますが本馬はダート色強めですしタイプが違うので、その幻影を追いかけるのはどうかな？と思います。

母は安定感のある子だしですが直子から活躍馬が出ていないのは少し気になります。

434kgなので小さくはないですが、ダート色強めなファミリーを考えるともう少しサイズが欲しかったのが本音です。

歩様は柔らかくて滑らかでこの子もいいですね？

さっきと同じ子見てるの？というくらいルヴァンスレーヴ産駒みんなよく見えます。

踏み込みに力強さがありキビキビしてるんですよね。

飛節の安定感もあります。

ただ右後ろが踏み込んだ時にちょっと外にぐらっとせり出すというか、若干違和感がある動きをしています。

脚が曲がっているのか、変なつき方をする癖でしょうか？

安価な馬ですし、後脚は怪我が前脚ほど多くないので目を瞑り堅実な走りを求めるのはアリかもしれません。

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