【全頭分析】キャロットクラブ2023募集馬検討!!期待の新種牡馬続々!! No.21~No.30

はじめに

この度はサララボの代表ジェイが連載するキャロットクラブ2023年募集馬検討記事をご覧いただきありがとうございます。

キャロットクラブ会員でもある私は、今年はシルクHC、DMMバヌーシーの2クラブで全頭分析記事を当サイトで執筆、掲載しています。

今の所出資馬の主な活躍馬は…

・ロードヴァレンチ（マーチS4着）

・ミスティックロア（レパードS出走）

・ヴァナルガンド（1勝C連対多数）

・リレーションハート（地方2勝・個人共有）

と実はキャロットクラブではまだ目ぼしい馬に出資できていない実績不足の若輩者の馬の素人ではありますが、知り得た知識の限りを用いて募集馬検討を行なっていきます。

基本的に忖度なしなので、厳しい表現となってしまう馬もいることを先にご了承ください。

あくまでも個人の見解ですので、出資判断は自己責任でお願いいたします。

また、多くの頭数を分析する関係上、1頭あたりのコメントがどうしても薄くなってしまいます。

「この馬についてもっと詳しく聞きたい」という場合は、募集期間中に複数回YouTubeLIVEを予定していますのでそちらでご質問いただければと思います。

ジェイは募集時、血統スタッツ、サイズ、馬体・歩様、厩舎などの要素を軸に検討しています。

今回の連載ではその中でも主に、血統、サイズ、馬体歩様について記載していく予定です。

執筆、投稿作業など全て1人で行なっているため誤記載や誤字等ありましたら優しくご指摘ください。

何卒お手柔らかにお願いいたします。

No31 エクストラペトルの22

募集中止のため割愛

No32 ティンバレスの22

基本情報

一口：7万円

父：オルフェーヴル

母父：ウォーエンブレム

母優先：有

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オルフェーヴル×母父ウォーエンブレムは３頭しか出走していませんが２頭が勝ち上がり、この組み合わせではシルクHC所属馬のリアンティサージュが中央４勝と活躍しています。

リアンティサージュは馬体重454kgデビューの中型馬ですが、基本的にオルフェーヴル産駒は大型馬ほど勝ち上がり率や重賞馬出現率が高くなる傾向にあるため、サイズがしっかりあるのはかなり重要です。

本馬は体高160.5cmとかなり背が高く、胸囲183.5cm、馬体重も497kgと大型でとても良いですね。

半兄パーカッションは父イスラボニータですがすでに2勝していて、ダートマイル前後を使って中央で2勝していて、本馬も牡馬ならばダートで…と期待したくなりますが牝馬なので難しいところです。

母もダートで活躍した馬でJPN2で3着に入った馬ですから、将来的にはダート馬になっていくのかもしれませんね。

1つ上のリムショット（父ヘニーヒューズ）は未出走、こちらは頓挫があったようです。

血統とサイズはかなりアツいなと思ったのですが歩様はちょっと大型馬だけあって重さがあるというかのっそりとした感じがします。

やっぱりダート馬かもしれません。

飛節ブレは普通くらいですかね？右前が外向気味に見えましたがこれは脚の出し方の問題かもしれませんし軽いのでそこまで気にしなくていいかなと思いました。

うーん、ダート中距離馬の歩様として考えると個人的にはドストライクではないですが、血統とサイズ、価格帯も含めて考えるとアリな1頭だとは思います。

頭数確保したい年ならとりあえず人気を見て可能性がありそうなら一般で書いていたかもしれませんが、今年のテーマは少数精鋭なのでもう少し悩もうと思います。

No33 エリスライトの22

基本情報

一口：10万円

父：ルーラーシップ

母父：ディープインパクト

母優先：有

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ルーラーシップ×母父ディープインパクトは通称ルーパクトと呼ばれニックス扱いされていますが、実は勝ち上がり率は36%とルーラーシップの平均勝ち上がり率よりも低い水準になっています。

この組み合わせからはキセキ、エヒト、ビッグリボン、アンティシペイト、ドルチェモア、ワンダフルタウンなど重賞勝利馬やOP勝利馬が数多く出てはいるので最高到達点は高い三振かホームランかという要素が強いです。

ただ、これは母父ディープインパクトの相性がいいためなのか、ナチュラルに母父ディープインパクトがつけられるようなボトムラインは優秀であることが多く母系の力で活躍しているのかは個人的には微妙だなと思っています。

ボトムラインはキャロットの良血母系クリソプレーズのファミリーですし、初仔ですがものすごく小さいわけではないので楽しみですね。

サイズは442kgなので中型、可もなく不可もなくというサイズ感です。

筋肉量はそこまで多いタイプには見えませんし、胸はもう少し深い方がいいなと思いますが。

歩様は柔らかいですね、しなやかで芝中距離っぽい雰囲気を受けます。

リズム感はなかなか悪くないんじゃないかと思います。

飛節のブレは普通くらいでしょうかね？

この手のキレる芝馬タイプは僕には難しいです（笑）

No34 コンダクトレスの22

基本情報

一口：7万円

父：ルーラーシップ

母父：ホワイトマズル

母優先：有

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母父ホワイトマズルで出走したのは5頭だけですが、勝ち上がり率は40%と水準通りです。

母はダートと芝両方で勝っています。

初仔ですが、469kgとサイズはしっかりしていますし立ち姿を見ても筋肉量が豊富でいい雰囲気ですね。

…と思ったら写真より動画で見るとちょっとトモが物足りなく見えました。

前が発達しているので相対的にそう見えてしまう可能性もありますが。

歩様のストライドは広いですね、後ろ脚もかなり遠くまで踏みこめています。

ナチュラルスピードもそこそこ速いですしキビキビした感じでよさげです。

飛節のブレも少ないですね、なかなか面白い1頭なのではないかと思います。

ただ母も芝ダート両方走っていた馬ですが、本馬も芝ダートどっち？といわれるとちょっと難しいというか間位という印象があります。

本馬の場合サイズがあるとはいえ牝馬なので、適性迷子にならなければいいなと思いますね。

No35 コロナシオンの22

基本情報

一口：9万円

父：フィエールマン

母父：キングカメハメハ

母優先：有

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新種牡馬フィエールマンは40口募集から、人気の1頭です。

父の特性上、体質面の不安はありますのでクロスや母馬の体質なども検討時には注意したいポイントです。

本馬は2代母ブエナビスタという良血馬ですから、かなり人気を集めそうですね。

453kgとサイズもしっかりしていますし、立ち姿ではしっかりとトモの容量があって良さそうな雰囲気です。

胸も深くていい感じですね

首の動きを見ていると若干気性面への不安はありますが、歩様はいいですよね。

推進力があってキビキビしていて可動域もしっかりあります。

作りがしっかりしていてるので父の成績からイメージするステイヤータイプというよりは芝2000～2400mあたりでの活躍になるのかな？という気がします。

筋肉のいい塩梅の硬さは母父キングカメハメハからきているのかもしれませんね。

背中の連動性も良くてなかなかいい歩きに見えます。

縦から見ると左前の膝の出し方がちょっと気になりました、膝からくいっと出てくるというか？

前に踏み出す時にひょこっと上にあげているというか、ちょっと特徴的な歩き方ですよね？

これが何を意味するのかはよく分かりませんし、あまりこのような歩きをする馬を見た記憶がなくただ気になったというだけなのですが。

飛節はややぶれているものの、どちらかというと安定している方だと思います。

左前については詳しい人に聞いて意見をもらいたいと思います。

No36 ピースエンブレムの22

基本情報

一口：6万円

父：フィエールマン

母父：ウォーエンブレム

母優先：有

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新種牡馬フィエールマンは40口募集から、人気の1頭です。

父の特性上、体質面の不安はありますのでクロスや母馬の体質なども検討時には注意したいポイントです。遅生まれとはいえ牝馬で414kgはちょっと個人的には手が出ません。

胸も浅いですし、腰回りも細く見えて頼りなく映ります。これは成長待ちですかね。

縦から見た時も幅が薄いです、新種牡馬＋今後の成長を期待する形になるので、運要素は強めの1頭だと思います。

母系的には芝ダート兼用っぽいですが本馬はカタログコメント通り芝、特に軽い芝でという馬になると思います。

No37 ピンクアリエスの22

基本情報

一口：6万円

父：アルアイン

母父：キングカメハメハ

母優先：有

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2世代目のアルアイン産駒です、執筆時点で勝ち上がった馬が居ませんがまだ始まったばかりなのでわかりませんね。

去年新種牡馬の時はアルアイン産駒はかなり人気を集めていたと記憶しています。

438kgとサイズは普通くらい。

母系的にはダートに出てもおかしくないと思いますが本馬はトモのサイズ的に芝かなぁ？と思います。

可動域的にマイルくらいって感じもしますが、それにしては筋肉量が足りない気もするので、1800-2000mあたりになるのかなと予想します。

歩きはちょっとゆったりめ、僕はキビキビした馬が好きなので好みではないです。

左の飛節は少しぶれてますが右は安定していますね。

早生まれの馬ですし緩さはそんなにないので仕上がりはそこそこ早いのかなると思います。

No38 ダイワオンディーヌの22

基本情報

一口：4.5万円

父：スワーヴリチャード

母父：クロフネ

母優先：無

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2世代目のスワーヴリチャードです、初年度産駒がものすごい勝率を叩き出していてこの世代は人気になりそうですね。

本馬は母優先無しですが安価なのでスワーヴ人気で票を集めそうな気がします。

母高齢ではありますので体質面の内面的リスクは抱えることを含めての値付けかもしれません。

サイズも465kgといい感じですし胸も深くて好みのサイズ感です。

ただ、歩きはめちゃくちゃゆっくり系ですね。

これは判断が難しい…。

ゆっくり歩くのであまり推進力も感じませんし、軽やかな印象は受けません。

ダートならまだいいのですが芝を想定するとこれはどうなんでしょうね？

可動域の広さはちゃんとあるので、ダート馬っぽい歩きということもないのですが。

右前の膝から下が若干外に向かっているような気がしてそこも芝で使う想定なら少し気になります。

飛節は安定してますね、スワーヴ産駒は仕上がり早そうですが、この子もそこはしっかり受け継いでいそうです。

ツアーでの歩きを見て、活気がある歩き方をしていたらめちゃくちゃアリな一頭だと思います。

動画の時疲れてただけとかもあり得ますからね。

No39 サンブルエミューズの22

基本情報

一口：15万円

父：ブリックスアンドモルタル

母父：ダイワメジャー

母優先：有

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2世代目のブリモル産駒です。

ブリモル産駒はスタートダッシュは良かったですが、現在はやや伸び悩み気味で今後どうなるかまだ見通せません。

ボトムラインは超豪華ではありますが管囲19cm切り、410kgの牝馬で6000万円はかなり割高に感じます。

ブリモル産駒の基本線はダートになると思いますから、サイズ的にも馬体な腰回りやトモのサイズ感的にも非力さが現時点では否めず、血統と馬体のミスマッチも感じます。

ちょっと推奨しにくいですかね。

No40 ケアレスウィスパーの22

基本情報

一口：8万円

父：マインドユアビスケッツ

母父：フジキセキ

母優先：無

公表事項：OCD手術歴有

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安定感のあるマインドユアビスケッツ産駒の牡馬です。

母父SS系からはデルマソトガケが出ていて打点も高いですし、勝ち上がり率も42%と高い水準ですから好印象です。

母18歳の時の子供で、二カ所のOCD手術歴があるため、大きな心配は不要かもしれませんが、高齢出産のため体質面の不安があります。

1つ上の全兄は5月に入厩していますが未デビューで、半兄はトーセンバジルが出ていますが、その後2014年産のケアレスビューティ以降、直子で中央勝利は19産のスペクトログラム（シルク所属）と、やや繁殖能力が翳りを見せているところが心配なポイントです。

サイズが502kgとダート馬としては理想的な大きさですしいいですよね。

中臀筋の立体感もありますし、筋肉量は十分です。

毛色も相まって、父マインドユアビスケッツっぽいシルエットや体型を受け継いでいるのではないかと思います。

ナチュラルスピードはものすごく速いわけではないですが、踏み込みしっかりしていますしこのくらいの硬さがある方がダート馬はいいと思います。

スタリオンパレードで見たマインドユアビスケッツもそこまで可動域が広いタイプではなくコツコツ歩くタイプでしたので、逆にシルエット同様父らしさを受け継いでいるとも取ることができると思います。

後脚の距離が近めですが、飛節は安定しています。

これは大型ですがそこまで仕上がりに時間かからないかもしれません。

面白い1頭だと思います、体質問題なければ堅実に走ってくれそうな気がしますね。

手術歴がなければ多分確定で申し込んでいました…悩ましいです。

出資候補には残る1頭です、人気も睨みつつ他の方々の意見も聞きながら最終的に決めていきたいと思います。

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