【POG2023-24】ゴルシ研究家が厳選！POG指名にオススメなゴールドシップ産駒5頭

①リルフロスト（リルティングインクの21）

スノードラゴン×マツリダゴッホという岡田血統の芦毛馬です。

本馬も岡田スタッド生産でノルマンディーOCで募集馬になっていました。

芦毛なので筋肉がわかりにくいのですが、いいシルエットをしていて父似の雰囲気を持っています。

かなり育成が進んでいて、すでに入厩済み。

6月17日にデビュー予定となっています。

追い切りでは85.5-68.5-53.7-38.6-11.8と優秀な時計を披露。

ウッドコースで古馬２勝Cの馬を追いかけて余裕の手ごたえで併入とタイムだけでなく内容もいい追い切りです。

母リルティングインクは３歳２月と早期デビューではないですが新馬勝ちした馬です

その後フィリーズレビューで６着に入るなど一定の早熟性を示しています。

父スノードラゴンは短距離馬でスピードがあるタイプ。

父譲りのスピードを早期から発揮できれば、大きな舞台を目指せるかもしれませんね。

元々総額1000万円以下の安価な馬でしたが、掘り出し物の1頭かもしれません。

スノードラゴン産駒の代表産駒になるような活躍を期待しています。

②ブリッツクリーク（デンコウブルーの21）

ノルマンディーOCで募集された九州・熊本生産のデクラレーションオブウォー産駒の牡馬です。

デクラレーションオブウォー産駒は勝ち上がり率32%と標準的ですがこの馬の特筆すべき部分は馬っぷりの良さです。

特大サイズのトモが目を惹きます。

いかにもパワーがありそうですで、短い距離で芝ダート問わない活躍をしそうです。

また九州生産馬ということで、九州生産馬限定のレースに出走可能な点もポイントです。募集時のコメントでも2歳夏の小倉戦が目標と記載されています。

これは2歳OPのひまわり賞を意識してのコメントでしょう。

ノルマンディーは基本的にデビューが遅い馬が多いですが、この馬は早期デビューできそうで、POG向きに思います。

余談ですがノルマンディーOCでは過去に九州産馬でルクシオンという活躍馬がいました。この馬はG3小倉2歳Sで4着、阪神JFにも出走しましたので、これに匹敵する活躍をブリッツクルールにも期待したいと思います。

既に本州移動済みで、ノルマンディー小野町で週2回15-15をやっています。

ノルマンディーでは順調な組ですね。出資馬ではありませんが直前まで出資を迷った1頭です。

③ベストミーエヴァー（デルフィニアⅡの21）

欧州を中心に大活躍しているNo Ney Never産駒の牝馬です。

こちらはシルクHCの馬で、ノーザンファーム生産＆国枝厩舎という黄金コンビです。

母父は欧州の大種牡馬Galileo、母は英国のG1で2度2着に入った名牝です。

祖母も愛1000ギニー勝馬とG1馬で、ボトムラインは非常に優秀です。

父No Ney Neverは日本では福島記念を制覇したユニコーンライオンが活躍しています。

日本ではそこまでイメージがないかもしれませんが、Ten SovereignsやAlcohol Freeなど海外では2歳戦を得意とする早熟性のある種牡馬として注目されています。

重賞勝ち産駒も量産しており、去年の種付け料は日本円で約1600万円を超えるなど大フィーバー。

スピードがある産駒が多いので欧州種牡馬でありがちな重苦しくて日本の芝に全然合わない、ということもなさそうですから非常に楽しみな1頭です。

ユニコーンライオン以外にも日本ではフリードという牝馬が中央で2勝。

小倉2歳Sで5着に入るなど早めから動けることを示しましたし、芝レコード勝ちをしたこともありスピード能力の高さを見せました。

ちなみにこちらのベストミーエヴァーは、ジェイの出資馬でもあります。

シルクHCでそこまで人気だった馬ではありませんが、皆をアッと言わせるような活躍を期待しています。

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